グリニッジ周辺
現在はカティーサーク、英国国立海事博物館(NMM)で有名ですが、古くから海事にまつわる場所でもあります。
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カティ・サーク
ティー・クリッパーとして有名なカティーサーク。
マスト、ヤードを備えた美しい姿も近いうちに見れなくなります。 http://www.cuttysark.org.uk/。 -
旧グリニッジ海軍病院
1694年に海軍病院として整備され、海軍の年金受給者が住んでいた場所でも有ります。又、1873年にポーツマスから王国海軍大学が移転し1998年までここにありました。
http://www.greenwichfoundation.org.uk/ -
ペインテッド・ホール
旧グリニッジ海軍病院内にあるペインテッド・ホール(1725年完成)、内部が素晴らしい天井画で飾られていることに由来します。
ネルソン提督の遺体がセント・ポール大聖堂での葬儀前に安置されていた場所です。毎年トラファルガー海戦記念日にはここでネルソン提督追悼晩餐会が開かれます。 -
Five-Foot Walk
テムズ川への船着場です、ネルソン提督の遺体はここから送葬バージに載せられテムズ川をホワイト・ホールまでさかのぼりました。
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トラファルガー・タヴァーン
ネルソンの時代には無かったと思いますが、トラファルガー海戦の名を冠したパブ、内部は木造帆走軍艦の時代の石版画、銅版画等が一杯。
グリニッジ訪問の折には是非ここでギネスとフィッシュ・アンド・チップスを召し上がってください。 -
英国国立海事博物館
英国国立海事博物館(National Maritime Museum:通称NMM)本館、海事に関するコレクションでは世界一、ネルソン提督がトラファルガー海戦で着ていた「トラファルガー・コート」を初め多くの木造帆走軍艦時代の収蔵物が一杯です。
http://www.nmm.ac.uk/ -
クィーンズ・ハウス
NMMの別館クィーンズ・ハウス(1638年完成)、こちらは海洋画の展示館となっています。
ヴァン・デ・ヴァル親子の海洋画、ターナーのトラファルガー海戦の画を初め多くの肖像画、海洋画に圧倒されます。幽霊が出る場所としても有名です。 -
グリニッジ公園
公園としてのグリニッジの歴史は1707年からになりますが、16世紀から国王・女王の別荘のある場所として有名でした。
中心に設定してあるのは、グリニッジの丘の一番見晴らしの良いところ。
晴れた日のここからの眺めは素晴らしい。ケベックの戦いで有名なウルフ将軍の銅像が建っています。
「Tumbling on the Hill」という恋人同士が手を繋ぎ会ってここから坂を駆け下りると言う伝統的かつ危険な遊びが行われた場所でもあります。 -
旧王立天文台
旧王立天文台、ここが本初子午線(Grennwich Meridian)つまり経度0度の場所です。
しかし、Google Mapの座標表示では経度0度が若干東にずれてます(:_;) 旧天文台ですので天体観測の歴史物の展示が多いですけど、航海術の経度測定の歴史に一番重要なハリソンのクロノメータH1、H2、H3、H4が展示されている場所です。 -
旧デットフォード・ドックヤード跡
ロンドンに一番近い王国海軍のドックヤードの跡です。残念ながらそれらしい遺構を見ることは出来ません。
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旧ウーリッチ・ドックヤード跡
ウーリッチの王国海軍ドックヤード跡です。こちらは乾ドック、船台(スリップ)の跡が確認できます。
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旧ウーリッチ兵器廠跡
ウーリッチの兵器厰跡(Woolwich Aresenal)、海軍、陸軍とは別組織であった軍需委員会(Ordnance Board)の管轄で海軍、王国砲兵隊向けの大砲の鋳造所、兵器の貯蔵庫でした。
現在は王国砲兵隊博物館があります。http://www.firepower.org.uk/
あ~、ロンドンのサッカークラブ、アーセナルはこの近くにあったことに由来します。 -
Isle of Docs
アイル・オブ・ドックス、今では再開発されすっかり近代的なオフィス・ビルの建ち並ぶおしゃれな地区ですが。
古くから東インド会社を初めとする世界からの貿易船の入港する港(Doc)でした。
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カティ・サーク