Age of SailMandC / 下層甲板
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HMSサプライズ甲板図
下層甲板(Lower deck)
A:舵(Rudder) B:舵柄(Tiller) C:ミズンマスト(Mizzen mast) D:士官室(Ward room) E:一等海尉居室(1st. lieutenant's cabin) F:二等海尉居室(2nd. lieutenant's cabin) G:掌砲長居室(Gunner's cabin) H:軍医居室(Surgeon's cabin) I:船匠居室(Carpenter's cabin) J:航海長居室(Master's cabin) K:海兵隊大尉居室(Marine officer's cabin) L:主計長居室(Purser's cabin) M:掌帆長居室(Boatswain's cabin) N:艦長秘書居室(Captain's clerk's cabin) O:メインマスト(Main mast) P:ハンモック(Hammock) Q:会食テーブル(Mess table) R:フォアマスト(Fore mast) | フリゲート艦の下層甲板は艦長以外の全ての乗組員(士官、准士官、下士官、水兵、海兵隊員)の居住甲板である。 フリゲート艦が最初に生まれたときは、この甲板にも大砲が置かれていた。その為フリゲート艦の場合、実際には大砲もないのに、この甲板が砲列甲板(Gun deck)と呼ばれる。 艦長以下全士官が出席する晩餐のシーンがいつか有るが、ホーン岬沖から北へ回頭するシーンは士官室で行われている。舵柄が動くのも映っている。このシーンは艦首側から撮影されており、プリングス一等海尉の後ろにミズン・マストがある。又、後ろを晩餐に参加していない士官候補生が横切っているので、メイキング本の写真と併せて考えて士官候補生は、士官室のさらに艦尾側のスペース、つまり舵柄の下で居住していた。 キャビンの割当は推測である。映画には登場しないが、主計長、掌砲長、艦長秘書も乗艦していたはずである。 水兵たちの居住区は士官室と同じ甲板の艦首側であった。左舷側に食事等するときの会食テーブルを、右舷側には寝るためのハンモックの配列を示した。 映画の冒頭で天井から揺れている白いハンモックの列を観ることが出来る。ジョー・プライスがヨナの話を最初にするシーンで会食班がついているのが会食テーブルである。 海兵隊員は、水兵の反乱から士官を守る役割もあったため通常は士官室寄りの一画を占めていた。 |
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