Age of Sail王国海軍制服 / 1787年制服規則
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王国海軍士官制服規則 1787年~1795年
(将官1787年8月3日制定)
(大佐以下1787年11月17日制定)
将官正装は古いスタイルのシングル前合わせ。1774年から続いた佐官正装は切羽袖口から折り返し袖口へ変更。又、全正士官用のボタンが改定された。
将官(Flag Officer)
- 将官正装
- 立襟、折り返された袖口のついた青いコート、ただしラペルは無い。折り返された袖口は白。コートの縁は一重の、立襟は二重の金レースで飾られる、ポケットフラップも二重の金レースで飾られる。ボタンは小さい錨を月桂樹で囲った模様のついた平らな金メッキボタンが9個片側につく。金レースで飾られたボタンループは先端がとがったものが前身の両側は均等に9個、ポケットフラップには3個、飾りボタンとともにつく。折り返された袖口は3個の飾りボタンがつくがボタンループは無い。裏地は当初の規則では「白いシルク」とされていたが一ヵ月半後にただの「白い裏地」と変更された。ウェストコート、ブリーチとも白。
- 将官の階級は、袖口の金レース本数で表される。
- 海軍大将は金レース3本。
- 海軍中将は金レース2本。
- 海軍少将は金レース1本。
- 将官略装
- 立襟、ラペル、折り返された袖口のついた青いコート。正装と同様のボタンがつく。金レースで飾られたボタンループは先のとがったものが、立襟、ラペル、袖口、ポケットフラップにつく。立襟は1個の、袖口、ポケットフラップは3個のボタンループと飾りボタンがつく。裏地は白。ウェストコート、ブリーチとも白。
- 将官の階級は、ラペルのボタンとボタンループの数で表される。
- 海軍大将は均等に9個。
- 海軍中将は3個一組で3セット。
- 海軍少将は2個一組で5セット。
- 代将(Commodore having Captains under him)
- 先任艦長(First Captain to the Admiral of the Fleet)
- 先任艦長(First Captain to Admirals Commanding-in-Chief Squadrons of Twenty sail of the Line or more)
- 乗艦に旗艦艦長を伴う代将及び、海軍元帥旗下の先任艦長、海軍大将が司令長官を務める20隻以上の戦列艦からなる戦隊の先任艦長は海軍少将の略装着用が認められた。
海軍大佐(Captain over 3 years' post)
- 海軍大佐正装
- 立襟、ラペル、折り返された袖口のついた青いコート。ラペル、折り返された袖口は白。コートの縁、ラペルは一重の、立襟は二重の金レースで飾られる、ポケットフラップも二重の金レースで飾られる。ボタンは小さい錨を楕円のロープで囲った模様のついた平らな金メッキボタン。ラペルは均等に9個、ポケットフラップ、折り返された袖口には3個の飾りボタンがつく。折り返された袖口は2本の金レースが飾られる。裏地は白。ウェストコート、ブリーチとも白。
- 海軍大佐略装
- 折襟、ラペル、折り返された袖口のついた青いコート。正装と同様のボタンがつく。金レースで飾られたボタンループは四角で、立襟、ラペル、袖口、ポケットフラップにつく。折襟は1個、ラペルは均等に9個、袖口とポケットフラップは2個のボタンループと飾りボタンがつく。裏地は白。ウェストコート、ブリーチとも白
海軍中佐(Captain under 3 years' post)
- 海軍中佐正装
- 立襟、ラペル、折り返された袖口のついた青いコート。ラペル、折り返された袖口は白。コートの縁、ラペルは一重の、立襟は二重の金レースで飾られる、ポケットフラップは一重の金レースで飾られる。ボタンは小さい錨を楕円のロープで囲った模様のついた平らな金メッキボタン。ラペルは均等に9個、ポケットフラップ、折り返された袖口には3個の飾りボタンがつく。折り返された袖口は1本の金レースが飾られる。裏地は白。ウェストコート、ブリーチとも白。
- 海軍中佐略装
- 折襟、ラペル、折り返された袖口のついた青いコート。正装と同様のボタンがつく。金レースで飾られたボタンループは四角で、立襟、ラペル、袖口、ポケットフラップにつく。折襟は1個、ラペルは均等に3個一組で3セット、袖口とポケットフラップは2個のボタンループと飾りボタンがつく。裏地は白。ウェストコート、ブリーチとも白。
海軍少佐(Master and commander、1794年以降Commander)
- 海軍少佐正装
- 立襟、ラペル、折り返された袖口のついた青いコート。コートの縁、ラペルは一重の、立襟は二重の金レースで飾られる、ポケットフラップは一重の金レースで飾られる。ボタンは小さい錨を楕円のロープで囲った模様のついた平らな金メッキボタン。ラペルは均等に9個、ポケットフラップ、折り返された袖口には3個の飾りボタンがつく。折り返された袖口は1本の金レースが飾られる。裏地は白。ウェストコート、ブリーチとも白。
- 海軍少佐略装
- 折襟、ラペル、折り返された袖口のついた青いコート。正装と同様のボタンがつく。金レースで飾られたボタンループは四角で、立襟、ラペル、袖口、ポケットフラップにつく。折襟は1個、ラペルは均等に2個一組で5セット、袖口とポケットフラップは2個のボタンループと飾りボタンがつく。裏地は白。ウェストコート、ブリーチとも白。
海軍大尉(Lieutenant)
- 海軍大尉正装
- 立襟、ラペル、折り返された袖口のついた青いコート。ラペル、折り返された袖口は白。ボタンは大佐と同じ。立襟に1個、ラペルは均等に9個、ポケットフラップ、折り返された袖口には3個の飾りボタンがつく。裏地は白。ウェストコート、ブリーチとも白。
- 海軍大尉略装
- 立襟、ラペル、折り返された袖口のついた青いコート。立襟、ラペル、折り返された袖口、コートの縁、ポケットフラップは白く縁取られる。正装と同様のボタン。立襟は1個、ラペルは均等に9個、袖口とポケットフラップには3個の飾りボタンがつく。裏地は白。ウェストコート、ブリーチとも白。
士官候補生(Midshipman)
- 立襟、折り返された袖口のついた青いコート、ラペルは無い。立襟には小さな白布の折り返しがつく。ボタンは1748年に大佐が着けていた錨とアンカーケーブル模様の平らな金メッキボタン。立襟は1個、前身は均等に9個、袖口とポケットフラップには3個の飾りボタンがつく。裏地は白。ウェストコート、ブリーチとも白。
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添付ファイル:
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