Age of Sail王国海軍制服 / 1812年制服規則
Counter: 5865,
today: 1,
yesterday: 1
ページ内コンテンツ
王国海軍士官制服規則 1812年~1825年
(1812年3月23日制定)
海軍大尉にも正式に肩章の着用が認められた。将官、海軍大佐、海軍中佐、海軍少佐の正装にラペル、袖口の白い折り返しが復活した。海軍元帥の制服が新たに制定された。
全正士官のボタンの錨の上に王冠が追加された。デザインは時代により異なるものの、この組み合わせは現代まで続いている。
将官(Flag Officer)
- 将官正装
- 立襟、ラペル、折り返された袖口のついた青いコート。ラペル、折り返された袖口は白。両肩には金レースの肩章がつく。立襟は二重の、ラペル、折り返された袖口、コートの縁は一重の金レースで飾られる、ポケットフラップも二重の金レースで飾られる。ボタンは王冠と小さい錨を月桂樹で囲った模様のついた平らな金メッキボタン。金レースで飾られた四角いボタンループが、ラペルは均等に9個、ポケットフラップ、折り返された袖口には3個、飾りボタンとともにつく。裏地は白。ウェストコート、ブリーチとも白。
- 将官の階級は、肩章につく銀星章の数と袖口の金レース本数で表される。
- 海軍元帥は銀星章3個と金レース5本。
- 海軍大将は銀星章3個と金レース4本。
- 海軍中将は銀星章2個と金レース3本。
- 海軍少将は銀星章1個と金レース2本。
- 元帥略装
- 立襟、ラペル、折り返された袖口のついた青いコート。ラペル、折り返された袖口は白。両肩には金レースの肩章がつく。立襟は二重の、ラペル、コートの縁は一重の金レースで飾られる。ボタンは正装と同様。袖口、ポケットフラップは3個の飾りボタンがつく。裏地は白。ウェストコート、ブリーチとも白。
- 将官略装(海軍元帥を除く)
- 立襟、ラペル、折り返された袖口のついた青いコート。両肩には金レースの肩章がつく。ボタンは正装と同様。ラペルに均等に9個、袖口、ポケットフラップは3個の飾りボタンがつく。裏地は白。ウェストコート、ブリーチとも白
- 将官の階級は、肩章につく銀星章の数と袖口の金レース本数で表される。
- 海軍元帥は銀星章3個と金レース5本。
- 海軍大将は銀星章3個と金レース3本。
- 海軍中将は銀星章2個と金レース2本。
- 海軍少将は銀星章1個と金レース1本。
- 代将(Commodore having Captains under him)
- 先任艦長(First Captain to the Admiral of the Fleet)
- 先任艦長(First Captain to Admirals Commanding-in-Chief Squadrons of Twenty sail of the Line or more)
- 乗艦に旗艦艦長を伴う代将及び、海軍元帥旗下の先任艦長、海軍大将が司令長官を務める20隻以上の戦列艦からなる戦隊の先任艦長は海軍少将の略装着用が認められた。
海軍大佐(Captain over 3 years' post)
- 海軍大佐正装
- 立襟、ラペル、切羽袖口のついた青いコート。ラペル、袖口は白。両肩には銀色の王冠と錨がついた金レースの肩章がつく。ラペル、コートの縁は一重の、立襟、切羽袖口、ポケットフラップは二重の金レースで飾られる。ボタンは王冠と小さい錨を楕円のロープで囲った模様のついた平らな金メッキボタン。ラペルは均等に9個、ポケットフラップ、切羽袖口には3個の飾りボタンがつく。袖口は2本の金レースが飾られる。裏地は白。ウェストコート、ブリーチとも白。
- 海軍大佐略装
- 折襟、ラペル、折り返された袖口のついた青いコート。両肩には銀色の王冠と錨がついた金レースの肩章がつく。正装と同様のボタン。ラペルは均等に9個、袖口とポケットフラップには3個の飾りボタンがつく。裏地は白。ウェストコート、ブリーチとも白。
海軍中佐(Captain under 3 years' post)
- 海軍中佐正装
- 立襟、ラペル、切羽袖口のついた青いコート。ラペル、袖口は白。両肩には銀色の錨がついた金レースの肩章がつく。ラペル、コートの縁は一重の、立襟、切羽袖口、ポケットフラップは二重の金レースで飾られる。ボタンは王冠と小さい錨を楕円のロープで囲った模様のついた平らな金メッキボタン。ラペルは均等に9個、ポケットフラップ、切羽袖口には3個の飾りボタンがつく。袖口は2本の金レースが飾られる。裏地は白。ウェストコート、ブリーチとも白。
- 海軍中佐略装
- 折襟、ラペル、折り返された袖口のついた青いコート。両肩には銀色の錨がついた金レースの肩章がつく。正装と同様のボタン。ラペルは均等に9個、袖口とポケットフラップには3個の飾りボタンがつく。裏地は白。ウェストコート、ブリーチとも白。
海軍少佐(Commander)
- 海軍少佐正装
- 立襟、ラペル、切羽袖口のついた青いコート。ラペル、袖口は白。両肩には金レースの肩章がつく。ラペル、コートの縁は一重の、立襟、切羽袖口、ポケットフラップは二重の金レースで飾られる。ボタンは王冠と小さい錨を楕円のロープで囲った模様のついた平らな金メッキボタン。ラペルは均等に9個、ポケットフラップ、切羽袖口には3個の飾りボタンがつく。袖口は1本の金レースが飾られる。裏地は白。ウェストコート、ブリーチとも白。
- 海軍少佐略装
- 折襟、ラペル、折り返された袖口のついた青いコート。両肩には金レースの肩章がつく。正装と同様のボタン。ラペルは均等に9個、袖口とポケットフラップには3個の飾りボタンがつく。裏地は白。ウェストコート、ブリーチとも白。
海軍大尉(Lieutenant)
- 海軍大尉正装
- 立襟、ラペル、切羽袖口のついた青いコート。ラペル、袖口は白。右肩には金レースの肩章がつく。ボタンは大佐と同じ。立襟に1個、ラペルは均等に9個、ポケットフラップ、切羽袖口には3個の飾りボタンがつく。裏地は白。ウェストコート、ブリーチとも白。
- 海軍大尉略装
- 立襟、ラペル、折り返された袖口のついた青いコート。右肩には金レースの肩章がつく。立襟、ラペル、折り返された袖口、コートの縁、ポケットフラップは白く縁取られる。正装と同様のボタン。立襟は1個、ラペルは均等に9個、袖口とポケットフラップには3個の飾りボタンがつく。裏地は白。ウェストコート、ブリーチとも白
- 中尉(Sub-Lieutenant)1804年以降
- 将校昇進試験に合格し任官待ちの士官候補生が、先任将校として大尉指揮の艦に乗艦する場合、中尉として大尉の略装着用が認められた。
添付ファイル:
www.sailingnavy.com_TDR1812VA.png 246件
[詳細] www.sailingnavy.com_TDR1812RA.png 241件
[詳細] www.sailingnavy.com_TDR1812JC.png 240件
[詳細] www.sailingnavy.com_TDR1812MID.png 247件
[詳細] www.sailingnavy.com_TDR1812L.png 268件
[詳細] www.sailingnavy.com_TDR1812AF.png 229件
[詳細] www.sailingnavy.com_TDR1812CA.png 274件
[詳細] www.sailingnavy.com_TDR1812CO.png 286件
[詳細] www.sailingnavy.com_TDR1812A.png 233件
[詳細]