Re: 鄭和ネタの番組@ディスカヴァリーch．

横レスですけど、アラメイン伯様。

そうですね。宦官と言えば、どうしても軟弱で陰険な策謀家のイメージですね。
後世から見て高い業績を上げた宦官としては、思い出せるのは司馬遷、蔡倫などぐらいです。
「男らしい」とはあまりいえないかも。

ところで、西アジア・欧州史にも宦官はいます。こちらも、やはり「男らしい」と言える人はほとんどいない。
唯一それに該当するものとしてはナルセスという人ぐらいかな。
東ローマ帝国皇帝ユスティニアヌス大帝の武将で、元は文官だったそうですが、戦場にあって優れた業績を上げました。
有名な勇将ベリサリウスを失脚させてその後釜になったという説があって、あまりよい評価はされていないようですが、ベリサリウスとは違った形の優れた武将だったそうです。

歴史って面白いですね。