旋回砲
只野四十郎
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艦尾甲板の両舷側に有るのは、旋回砲(swivel gun)です。
王国海軍のものは0.5ポンド砲で口径は1.15インチ~1.5インチでした。通常舷側、ファイティング・トップに設置され近接戦闘で散弾による対人攻撃にもっぱら使用されました。映画の中では、サプライズで発射されるシーンはありませんが、同種の旋回砲がアケロン艦内から発射され、海兵隊員が3名なぎ倒されるシーンがあります。
海洋冒険小説ですとホーンブロワーの1巻でインディファティガブルのミズン・トップからホーンブロワーが発射しているのが旋回砲です。
手榴弾は手で投げるための物です。、映画でも見られるように、ヤーダムから敵艦の甲板に落としたり、砲門から甲板に投げ込んだりされました。
ただし、時代をさかのぼり1700年代中頃には、マスケット銃を改造したグレネード・ランチャーで発射できるも小型の手榴弾もありました。
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小さな大砲?
(Blue Peter, 2004/4/4 18:02)
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旋回砲
(只野四十郎, 2004/4/4 21:38)
- ありがとうございます (Blue Peter, 2004/4/5 23:49)
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旋回砲
(只野四十郎, 2004/4/4 21:38)