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Welcome aboard! デメテル様

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なし Welcome aboard! デメテル様

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前の投稿 - 次の投稿 | 親投稿 - 子投稿.1 | 投稿日時 2004/3/17 20:46
只野四十郎  管理人   投稿数: 908

デメテル様 本艦へようこそ∠(^^)
題名のマスター・アンド・コマンダーは確かにポスト・キャプテンより1ランクしたの階級を意味しますが、題名にこだわる必要は無いでしょう。何故マスター・アンド・コマンダーと付けたのかは不明ですが、オーブリー・シリーズの第1巻がこの題名なので付けただけかもしれません。
原作のジャック・オーブリーは1804年5月23日にポスト・キャプテンに昇進しています。映画の原作10巻は1812年の物語ですから、3年以上先任のポスト・キャプテンです。なので、両肩に肩章をつけていても不思議ではありません。しかし、映画は1805年の物語なんですね、原作どうりにポスト・キャプテンに昇進したとしたら昇進3年未満のポスト・キャプテンですから、右肩のみの肩章となります。とすると、6等級艦のHMSサプライズでも釣り合うのですけどね。
しかしこの辺はあまり考えても仕方が無い、原作は1812年の10巻で、そのお話を1805年に持ってきてしまっただけですから。

ちなみに、もっと大きな艦(例えば38門艦とか戦列艦)を指揮しても良いはずのオーブリー艦長ですが、実は10巻以前にもっと大型のフリゲート艦、戦列艦も指揮しています。しかし、父親の議会での政府攻撃がたたってなかなか大型の指揮艦にありつけない上に、またしても借金取りに追われていて陸にも上がれない、なのでどんな艦でもOK。海上にいれば拿捕賞金に恵まれるかもしれませんし、借金取りに債務者監獄にぶち込まれる心配も無いわけです。その上、最愛のHMSサプライズとあれば多少の老嬢でもなんの不満はないと思いますよ。

アケロンですが、私掠船としては確かに大きすぎます。アケロンのモデルは合衆国海軍の最優秀艦コンスティチューションです。44門艦ですが主兵装は24ポンド砲30門という重武装、その上堅牢な船体に快速というフリゲート艦。普通なら9ポンド砲(映画では18ポンド砲?)搭載28門艦のHMSサプライズなど逆立ちしたって勝負にならない。でもそこが映画にする面白さなんでしょう。

私掠船は普通個人もしくは会社の持ち船です。目的は敵の商船を拿捕して、拿捕賞金を手に入れて儲けること。ですから裕福な商人が資金を出し合ったり、有力な貴族がスポンサーであったと思われます。船は普通の漁船、商船の場合もありますし軍艦を購入して私掠船に仕立てることもあります。なので艤装はもうてんでばらばらです。シップ、ブリック、スクーナー等なんでもあり。アケロンのように強力な軍艦であっても不思議ではありません。
船主みずから乗り組んで指揮を執ったかもしれませんし、又乗る軍艦の無い士官を雇って指揮を執らすこともありました。水兵は拿捕賞金目当てで乗り組みました。拿捕賞金の分け前はどうなんでしょう、海軍の分配はわかるのですが、私掠船のはちょっと資料が無くわかりません。

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