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Welcome aboard! ありのみ様

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なし Welcome aboard! ありのみ様

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前の投稿 - 次の投稿 | 親投稿 - 子投稿なし | 投稿日時 2004/4/16 22:15
只野四十郎  管理人   投稿数: 908

ありのみ様、本艦へようこそ∠(^^)

>ラストのシーンでアケロン号のメインマストは修理されていました
そう見ている人が多いようですね。
プリングスがアケロンからサプライズに戻っていくシーンで左に映るアケロンを良く見るとわかるのですが、マストは2本です。映画館のスクリーンでも目を凝らして確認しましたし、DVDの画面を拡大して再度確認しています。
ラストで遠景に映るアケロンは、遠景過ぎて、トゲルンスルまではっているのは解りますが、マストが何本かは不明です。

又、プリングスに命令書を渡す前にオーブリーはアケロンでバルパライソまで行けといった後、「Parole the prisoners there, refit as necessary,and we shall rendezvous in Portsmouth.(捕虜を釈放し、必要ならリフィット(帆装の修理)をしろ、そして、ポーツマスで落ち合おう)」と言っています。

帆船のマストですが、サプライズ、アケロンのような3本マストシップ型帆装のマストは、艦首からフォア・マスト、メイン・マスト、ミズン・マストです。
それぞれのマストは、3つの円材で構成されており下からロアー・マスト、トップ・マスト、トゲルン・マストと呼ばれます。メインのロアー・マストが最大の直径と長さがあるマストになります。

この当時の帆装軍艦は、予備の円材を必ず数本は積んで航海しています。円材とはマスト、ヤードの総称です。サプライズでもボートが搭載して有るところに積んでいるのが映っているシーンがあります。しかし、メイン・ロアー・マストの替りになるような円材は積んでいません。
では、一度倒れて海に落ちたマストが、そのまま使えるかというと、海に倒れた衝撃でヒビが入っているかもしれませんし、折れているかも知れません。

メイン・ロアー・マストは中ほどから折れたようですので、残った部分に予備の円材を固縛してマストとして立てるという方法もあります。しかし、短くても30、40フィートはあるであろう円材を、果たして外洋で垂直に建てることは不可能ではないにしても、マストが2本でも航海が可能であれば果たしておこなったのかという疑問がわきます。
ですから私としては、マストが2本でも航海は出来ますので、バルパライソまでそのまま航海し、そこの造船所でリフィットする可能性が一番高いと思っています。

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