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ロンドン便り Day1

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なし ロンドン便り Day1

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前の投稿 - 次の投稿 | 親投稿 - 子投稿.1 .2 .3 | 投稿日時 2004/10/18 6:02
只野四十郎  管理人   投稿数: 908

本日は最初の目的地グリニッジに行ってきました。
セントラルラインからバンクでDLRに乗り換えカティサーク駅へ、駅を出て左に曲がるとそこにはカティサークのマストが見えます。ついに来たぞということで、思わず涙してしまいました。
が、しかし、まずはNational Maritime Museum(NMM)へ突撃です。
NMMは入館料は無料なのですが、入場券をくれます。一番に入ったのはもちろん「ネルソン・ギャラリー」、ここにはネルソン提督にまつわる数々の品々、絵画、帆船模型が展示されています。一番奥にはネルソン提督のトラファルガー・コートが展示されています。このトラファルガー・コートの前に立った瞬間、感激のあまりもう涙ボロボロ(鑑賞者が私一人で良かった)、だって目の前にあるのはネルソン提督がトラファルガー海戦で、撃たれたときに着ていた制服そのもの、脇には手当てのため切り裂かれたブリーチ、血痕の残るストッキングもあるのです。
ネルソン・ギャラリーには他にも色々有りかれこれ1時間程いました。続けて見たのは帆船模型、海軍本部が木造帆走軍艦を建造する前に作らせた帆船模型の数々です。いやもうこれも素晴らしすぎて、何も言えません。
グリニッジ天文台では、お決まりの経度0度を跨いで、中に入るとハリソンのクロノメータがH1~H4まで展示されています。デーヴァ・ソベル著「経度へ挑戦」に描かれたハリソンのクロノメータ製作にかけた執念が思い出されます。H1~H3は今でも動いていますが、この動きはずっと見ていてもあきません。H4はあまりにも貴重な故、これ以上の消耗を防ぐため動作していません。
Queen's Houseでは、NMMが所有する数々の海洋画、肖像画が展示されています。ケッペル提督、ドミニク・セレスの海洋画、サミュエル・ピープス、英蘭戦争の提督達等など、いくら時間があってもたりません。

NMMの次はカティ・サークへ、乗船すると船内ではボランティアによるシー・シャンティが歌われていました、おなじみのスパニッシュ・レディほか色々、思わず一緒に歌いそうになりましたが、それはさすがにやめておきました。
カティ・サークは錆による鉄骨フレームの老化が進んでおり、朽ち果てる可能性すら心配されていますが、明治丸ほどではないにしろかなりあちこちが傷んでいます。

それぞれのSHOPでは色々買い込みましたが、NMMにはPusser's Rumが置いてありまして、当然買い込んだのは言うまでもありません。

ロンドン滞在中にもう一度訪問する予定ですが、NMMもカティ・サークも至福のひと時でした、このままずっ~とロンドンにいたい。

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