「南太平洋、波瀾の追撃戦」
只野四十郎
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オーブリー新刊、「南太平洋、波瀾の追撃戦」入手しました。
表紙が映画「マスター・アンド・コマンダー」です。個人的にはジェフ・ハントの絵にして欲しかったな。
後書きによると映画の日本語字幕に高橋御大が監修に参加しているようですが、いくら字数制限がきつくても「艦尾マスト」とはさてさて。いろいろ言い訳やら、目くじら立てるなと言っていますが、海外の観客だってなじみない専門用語の台詞を聞いているのよね、だから海外の公式サイトではいろいろ用語解説などされているわけですよ。日本の配給会社は、単に観客に対するサービスに欠けているだけではないのでは。まあ、字幕翻訳が戸○○○子じゃ無いだけ良いとしましょう。
>フィービー対エセックス
早速、「The Naval History Of Great Britain」「The Frigates」を引っ張り出しました。
フィービー兵装:メンデッキ18ポンド砲26門、フォクスル&コーターデッキ9ポンド砲4門+32ポンドカロネード砲14門
エセックス兵装:メンデッキ32ポンドカロネード砲24門+12ポンド砲2門、フォクスル&コーターデッキ32ポンドカロネード砲16門+12ポンド砲4門
片舷斉射重量では圧倒的にエセックスの方が上ですが、近接戦でしか有効でない。フィービーは射程距離の長い18ポンド砲でアウトレンジしてエセックスを降伏に追い込んだというわけですね。
サプライズは9ポンド砲搭載34門艦ですからね、どうやってノーフォークと対決するのか今から読むのが楽しみです。
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ジャック、新刊!
(松本道房, 2004/1/23 20:16)
- 「南太平洋、波瀾の追撃戦」 (只野四十郎, 2004/1/24 23:07)