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二人のガスコン

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前の投稿 - 次の投稿 | 親投稿 - 子投稿.1 .2 .3 .4 .5 .6 | 投稿日時 2004/7/15 21:42
只野四十郎  管理人   投稿数: 908

佐藤賢一著「二人のガストン」がついに文庫になりました\(^o^)/
単行本は高くて、置く場所に困るので手を出せなかったのよね。しかし、上・中・下の3巻とは驚きましたが、1冊619円なのでまあ許そう。
早速、読み始めました。ダルタニャン物語とシラノ・ド・ベルジュラックの佐藤賢一版ファンフィクションと呼べるかもしれませんが、文句無く面白い。当分通勤で退屈しなくてもすみそうです。

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前の投稿 - 次の投稿 | 親投稿 - 子投稿なし | 投稿日時 2004/7/15 22:02
澪 

こんにちは。「二人のガスコン」ようやく文庫ででましたね。単行本から3年半、私も置き場所に困って図書館ですませていたので嬉しいです。
 しかし、密林で他の本と一緒に頼んでしまったので、この週末に届くかどうか怪しい状態……悔しいのでレンタルビデオで「シラノ・ド・ベルジュラック」を借りてきてしまいました。
 ホセ・フェラー主演のものとジェラール・ドパルデュー主演の物の両方を借りてきたのですが、画像の綺麗さや戦闘場面の迫力などは、時代が後だけにドパルデュー版のほうがいいです。元が戯曲なだけに、変な追加場面などが無く、原作のイメージが壊されないのも嬉しいです。これも絶版状態なので、DVD化を待ち望んでいる作品の一つです。
 帆船小説では「蛙」と呼ばれて散々な扱いなフランス人も、この時代が舞台の小説では「心意気」の素敵な男達ばかりですね。ダルタニャンもシラノも(+リシリューも)好きな人物なので、彼らの共演する「二人のガスコン」は、ある意味最高のパスティーシュかもしれません。

しかし、本当にこの7月は書籍とDVDの新刊ラッシュで、嬉しい反面、8月は極貧生活になりそう。

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前の投稿 - 次の投稿 | 親投稿 - 子投稿なし | 投稿日時 2004/7/16 19:55
鐵太郎(てつたろ) 

 え? それは気が付きませんでした。
 昨日は閉店15分前の本屋を散策したのですが...

 今日は、行けるかなぁ。

 シラノとダルタニャンの本気の罵り合いが絶妙でしたね。
 ダルタニャンについては、間に佐藤氏の「ダルタニャン物語」も読んだので、最初に読んだ時の印象がどう変わるか、ちょっと楽しみです。
 シラノとの辛味はともかく、佐藤氏のダルタニャン解釈は、どの程度歴史的に整合しているのでしょうねぇ?

>澪さま
 リシュリューについては、デュマを別にすると、昔「日刊工業新聞」(!)に連載されていたものぐらいしか知らないのですが、何か良い伝記でもありますか?

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前の投稿 - 次の投稿 | 親投稿 - 子投稿なし | 投稿日時 2004/7/16 23:54
鐵太郎(てつたろ) 

やっとです。もうさんざん。
詳細は↓にて。
http://geocities.yahoo.co.jp/dr/view?member=tetsutaro_2004
(日記だけで、HPはないんですけどね。(笑))

しかも、上のカキコ、佐藤さんの本の書名間違っているし。
「ダルタニャン物語」
   ↓
「ダルタニャンの生涯―史実の『三銃士』」

焼きが回ってるなぁ。

そうそう、上で上げた本。「宰相リシュリュー」は単行本になっていますね。
http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/4062112280/3w-asin-books-22/249-2920186-2358745
高いですなぁ。
ぼくの場合、会社の新聞棚と図書館で読みましたけど。(あはは)

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前の投稿 - 次の投稿 | 親投稿 - 子投稿なし | 投稿日時 2004/7/17 13:14
艦長I 

ううう…
この間、ついに我慢できずに、ハードカバーを買ってしまったら、文庫が?
ううう、そんなものよね、人生って。
「黒い悪魔」も買っちゃいました。

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前の投稿 - 次の投稿 | 親投稿 - 子投稿なし | 投稿日時 2004/7/17 21:37
艦長I 

あっ、よく見ればホセ・ファーラー版「シラノ」の話題が。
舞台演劇のような映画でしたね。
とにかくシラノのセリフの膨大さに驚き、しかもそのセリフが面白い!
だいぶ昔の話ですが、ジャン・ポール・ベルモンドーが日本で「シラノ」の舞台をやるというので、友人と二人で見に行ったことがあります。
確か新宿厚生年金会館の2階席の端っこで、チケット代が2万8千円だったかな…
フランス語なので、舞台の上に翻訳字幕を投影してました。
ベルモンドーがご老体とは思えぬ身のこなしのチャンバラを披露してくれました。セリフも演技もうまくて面白い。
今わの際なのに延々と元気に喋りまくるシラノが正に「シラノ」なのでありました。何のこっちゃ。
舞台って1回こっきりその場限りなので、感想文で説明するしかないのが悲しいですなあ。

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前の投稿 - 次の投稿 | 親投稿 - 子投稿なし | 投稿日時 2004/7/20 19:03
鐵太郎(てつたろ) 

 「シラノ」というと、まったく関係のない名前が頭をよぎりました。
 三船敏郎。

 なんで世界のミフネなんだろうとしばらく考えました。
 ああそうか、「シラノ」を時代劇化したドラマ(映画?)があって、三船さんがシラノを演じたんですね。
 詳しい内容は忘れましたが、ビッコを引きながら尼寺に現れた三船演ずるシラノが、嘘つきと涙ながらに罵られて狼狽する場面が記憶に引っかかっています。
 時代は、関ヶ原のあたりだったかな。関ヶ原が1600年だから、時代的にはぴったり重なりますね。
 

 ところで、「二人のガスコン」は新しい解釈で、新しい面白さです。読み直して大いに楽しめました。

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