映画の質問（愚問）をさせてください。

只野さま、皆さま、こんにちは。
只野さま、先日のＭ＆Ｃ（と指輪とランサム）オフ会でお目にかかったmeridianです。
（喫茶店で只野さまの斜め右前に座っていました。）
当日はいろいろとお話ししていただけてありがとうございました。
おかげで映画の場面がよりよく分かるようになりました。
このサイトもすばらしい情報がいっぱいですね。
これまで全然イメージできないまま原作を読んでいましたが、
只野さまの甲板図を見せていただいて、ようやくみんなの場所が何となく掴めてきました。

オフ会の二日後に届いたＤＶＤ（ＵＳ版）を見ていたところ、疑問が湧いてきました。
くだらない質問なので気が引けるのですが、どうしても気になるので
思い切って書き込ませていただくことにしました。
映画の最後のところ、サプライズ号はアケロン号の乗組員に対して、
旗で信号を送れないのでしょうか。
追いつくまでに何か起こったら．．．と思うと心配で。
それとも、あの距離だと見えないのでしょうか。

原作は４巻を読み終わりました。おそらく専門用語が多用されているためか、
聞きしに勝る読みにくい英語ですが、意味が分かった部分では
思わずにやりとしてしまうユーモアがのぞく筆致で、
５巻以降がアマゾンから届くのを首を長くして待っています。

それでは、これからも時々お邪魔させていただくつもりです。よろしくお願いします。

本艦へようこそ　meridian様∠(^^)

先日は、小父さんの与太話にお付き合いいただきましてありがとうございました。
＞このサイトもすばらしい情報がいっぱいですね。
どうもありがとうございます。見たとおりのサイトですのでお口に合うとよいのですが。
＞旗で信号を送れないのでしょうか。
＞追いつくまでに何か起こったら．．．と思うと心配で。
心配している方が多くて、プリングスは幸せですねぇ。でも大丈夫、全然心配ないです。
何故か、先ずオーブリーの右腕プリングスですよ、アケロンの船長が軍医に化けているとしても、捕虜が船を取り返そう（アケロンの捕虜の方が、拿捕回航員よりはるかに人数が多いのでありえる話）とすることくらい考えて、それなりの対策をしてます。
次に、私がアケロンの船長なら、ＨＭＳサプライズが見えるうちは行動しませんね。ＨＭＳサプライズで気がついて再度戦闘になったら、マスト２本では不利ですから。それに明るいうちは、行動を起こしてもすぐにプリングスに探知され制圧されます。
狙うなら、数日たった深夜。それまで捕虜がおとなしくしていれば、プリングス以下拿捕回航員も気が緩むでしょうからそこが狙い目。ＨＭＳサプライズも近くにいないので問題なし。
映画の最後でＨＭＳサプライズがアケロンに向かい回頭した時点で、未だ明るいですし、アケロンは見える距離にいるわけですから心配ないです。戦闘用意は万が一の用心。
もちろん、もう少し近づいたら旗で信号を送ることもあるでしょうね。それにプリングスもＨＭＳサプライズがアケロンに向かい針路変更をしたことに気がつけば、なにかあったと思い、スピードを落とすか針路変更をしてＨＭＳサプライズに追いつかれやすくするのではないかと思います。

と、いうことで心配無用ですよ。
でも、これは私の見方であって違う人もいるかもしれませんけどね。

また、オフ会でお会いできると良いですね、これからもよろしくお願いします。

明日の晩は、文芸座に最終のＭ＆Ｃを観にいきます。今度こそ大スクリーン最後かも。

只野さま、こんにちは。

早速お返事くださってありがとうございます。お礼が遅くなってすみませんでした。
文芸座の最終日、いかがでした？
私ももう一度行きたかったのですが、仕事が忙しくとても時間がありませんでした。
毎晩、上映時間には職場で時計を眺めてはため息をついていました。

>先ずオーブリーの右腕プリングスですよ
実は、初めて映画を見た時には、彼はなんだか頼りなさそうな感じがして
（プリングス・ファンの方々、ごめんなさい。でもきっとハンサムすぎるからだと...）、
原作を読んでいても、英語がよく分からないこともあって、その印象を打ち消すほどには至っていませんでした。
しかし、いったん「オーブリーの右腕」という目で見始めると、確かに絶妙の補佐をしていますね。
危ない危ない、誤解をしたまま読み進めてしまうところでした。

>ＨＭＳサプライズで気がついて再度戦闘になったら、マスト２本では不利ですから。
なるほど！マストが１本倒されたのをころっと忘れていました。
アケロン号の方が早いから船を奪われたら追いつけなくなってしまうと一人で焦っていた私です。

>狙うなら、数日たった深夜。
これは、非常に説得力がありました。うーん、奥が深い。

M&Cのおかげで、全く海に関心のなかった私も世界が広がりました。
本当に、またお会いできる機会がありますように。