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まだ3回目!

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前の投稿 - 次の投稿 | 親投稿 - 子投稿.1 .2 | 投稿日時 2004/3/27 21:15
松本道房 

私も今日3回目を観てきました。マリオンの日劇1でしたが、50人~60人は入ってました。でも、少ないですね!ところで、最後の場面、アケロンを追ってサプライズが回頭を終えたところのバーズアイで、先行するアケロンの右舷側の海にキラッと輝くものは何でしょう?まさかアケロンの船長が泳いでるわけはないし、ボートをおろせるわけはないし。私の目の錯覚でしょうか?
今日、アメリカから”Eyes of the Fleet"という本が届きました。1793年から1815年のイギリス海軍のフリゲート艦とフリゲート艦キャプテンの通史です。なかなかの本で、USSプレジデントの図版の解説に「神は、常に強大なる砲撃力の側に立つ。1815年当時、プレジデントより素晴らしいフリゲート艦は世界になく、ディケーターより優れたフリゲートキャプテンはいなかったが、1794年に拿捕されたポモヌのコピーのエンディミオンと後に英国で建造されたポモヌ(名前をついでます)は、素晴らしいハンドリングでプレジデントの追撃に成功した」とあり、「ハンフリーのフリゲート艦(アメリカのフリゲート艦、アケロンのモデル)は、インディファティガブルのペリューのようなフリゲート艦のエキスパートにより再艤装されたことがなかったため、彼らの特別な獲物を捕らえるには速度が遅すぎた」と含蓄のある解説がされています。映画でも、14ノットはでる(はずの)アケロンをジャックがオールド・サプライズで追撃できるのは、サプライズを再艤装し、艦のハンドリングに自信があるためでしょうか!
それから、先の書込みに、この映画はリーダーシップ論!というような話がありましたが、まさにその通りです。私は、会社の初級管理職にリーダーシップ論を講義していますが、リーダーシップ研究の中心の一つは、アメリカのアナポリス海軍兵学校にあります。その研究は、1813年のシャノンvsチェサピークで、交戦早々にチェサピークの全士官が死亡又は負傷したのに、ガンデッキの士官候補生(この時点で最先任)が有効に指揮をとれなかったことから、リーダーシップの機能論(リーダーの地位にある者が機能としてリーダーシップを発揮できるように訓練するという理論)を研究したものです。敗北から学ぶとはたいしたものです。映画の中では、ミスタ・ブレイクニーが見事にリーダーシップを発揮し、自分の判断で行動してますね。

投票数:2 平均点:5.00

なし 11回目

msg# 1.1
前の投稿 - 次の投稿 | 親投稿 - 子投稿なし | 投稿日時 2004/3/28 20:24
只野四十郎  管理人   投稿数: 908

本日11回目を観てきました。日劇は4月9日までらしいです。あと何回観れるでしょう。
>右舷側の海にキラッと輝くものは何でしょう
海面の反射ではないですかね。アケロンの左側でも光ったような気がします。

>”Eyes of the Fleet"という本が届きました
リチャード・ウッドマンの書いたほうですか。面白そうですね、私もオーダーして見ます。M&Cのコンテンツでアケロンのことを書こうと思いましたら、王国海軍の本ばかりでUSSコンスティチューションの手持ち資料が殆ど無い。又、買う本が増えてしまいます。

確かに、リーダーシップ論的な見方も十分出来ますね、でもそんなことを考えていると仕事の延長になりそうで・・・忘れて楽しむことにしています(笑)
シャノンvsチェサピークの士官候補生の話がアナポリスのリーダーシップ研究の始めですか、知りませんでした、ありがとうございます。この話、R.A.ハイライン「宇宙の戦士」にも出てきましたけど、合衆国では有名な話なんでしょう。

投票数:1 平均点:10.00
前の投稿 - 次の投稿 | 親投稿 - 子投稿なし | 投稿日時 2004/3/28 21:51
松本道房 

只野 様
 私が購入した"The Eyes of the Fleet"は、Anthony Priceの方です。ノートンの本なので、入手困難かもしれません。サー・エドワード・ペリューに関する部分が多いですね。
 USS コンスティチューションの本ですか。ご存じだと思いますが、OSPREYのNew Vangurdシリーズに"American Heavy Frigates 1794-1826"があります。安価な割には、充実してます。
 ロバート・A・ハインライン、私も好きでほとんど読みました。彼は、確かアナポリス出の元海軍士官ですね。中尉で航空母艦勤務の時、体をこわして除隊し、作家になったと記憶しています。

投票数:2 平均点:5.00

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