はじめまして
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はじめまして
msg# 1こんにちは。はじめまして。
たけうちさんのサイトから、とーこさんのサイトへ、そしてこちらに飛んで参りました。
私は子供の頃からランサム・サガにはまっていました。
でも、どういうわけか「船」方向に関心が向くことはなく(なのに「海へ出るつもりじゃなかった」がランサムの作品の中でいちばん好きなのが自分でも不思議です)、いたずらに年を重ねてきました。
M&Cに興味を抱いたきっかけが何だったのか覚えていませんが、予告編を観る機会がなかったのは幸いだったかもしれません。
映画を観て、すっかりハマりました。
船のことはいまだに何もわかっていないのですが、自分にとって慣れ親しんだ世界だったことに新鮮な驚きと感激を覚えました。
「スペインの淑女」がわかるのは当然として、他に、たとえば、とりあえず帆の名前がいろいろ出てきても聞き慣れているから面食らわない。これってもしかしたらけっこうすごいことなのかも、、と思ったりしました。
また、船大工という仕事の大切さ、艦長というのは自分の船をいかに愛するものなのか、等々、すべてランサム・サガで知っていることでした。
かくして映画全編がツボの連続だったのですが、さらにエンドロールで"surgeon"という文字を見つけて、「船の場合はそうなのよね!」と感動したりして。
そして人間。
サプライズ号には、未来のジョンやロジャ、そしてディックが乗り込んでいたのです!
というわけで、原作を読み始めました。
3巻から。誠に邪道で申し訳ありません。
そうそう、本題を忘れるところでした。
映画で「ナナフシ」の絵が載っている本が出てきますが、あれはフランス語で書かれていますね。あれはいったい何という本なのでしょうか?
Welcome aboard! かおる様
msg# 1.1かおる様、本艦へようこそ∠(^^)
かおる様はランサム・ファンでいらっしゃいますか、ランサムも海洋冒険小説も根底では同じなんですよね。だから、M&Cを見ても違和感が無いのでしょう。
オーブリー3巻からですか、全然OKですよ。1巻は胸焼けしそうなくらい、色々なものを詰め込みすぎで、2巻は陸のお話が長すぎてチョット。その点3巻位がちょうど良いと思います。
>「ナナフシ」の絵が載っている本が
うーん、ごめんなさい。これはさすがに解りませんです。
メイキング本を細かく見れば載っているかも知れませんが、わたしの英語力だと時間が多少かかりますので、解ったらまた改めて書き込みます。
ランサムというと
msg# 1.2ちょっと心当たりが...(ぷぷ)
はじめまして、かおる様。(,⌒-⌒) ゝ
用もないのにしゃしゃり出てきました。通りすがりのもの知らずです。
思えば、始めて「ツバメ号とアマゾン号」(旧訳版)を読んだのは、遙かな昔。言うも恥ずかしいほど昔。
あれだけ必死で読んだのに、船乗りにもならないしキャンプ生活もしないし北極探検もしないで、無駄な人生を送ってしまいました。
ランサマイトだった当時は、24時間を平気でフネの時間で言えたのに、今は3分ぐらい考えないと言えません。情けない。
さて、今は、初夜直の3点鐘。カンカン、カン。
(しかし当時は、二つずつ打つとは知らなかったので、連続して言っていました)
ランサムあと二冊!
msg# 1.3かおるさま、こんばんは。
思いもかけないところで、親戚に会った気分です(*^_^*)。
霧降山脈のほうでいつもお会いしてますがHNが違うのでお判りかしら?
私が帆船に興味を持ったきっかけは、かおる様のところのランサムだったのですよ。というわりに、あちこち手を広げてまだ全部読めてないんですが(汗)でご報告にも行けない次第と(大汗)あちらの国では子どもの頃からお船に親しむ文化があるというのがちょっと羨ましいですね。
Re: はじめまして
msg# 1.4★只野四十郎さま
変な質問しちゃってごめんなさい。
お騒がせしたお詫び、、、と言ってはなんですが、フランスのフリゲート艦「アケロン号」が、サプライズ号に呼びかけるところで、フランス語なまり丸出しの英語で「ジス・イズ・アシュローン」と言ってますよね。
Acheronは普通のフランス語読みでは確かに「アシュロン」なのですが、これはギリシャ神話の特殊な単語だから、「アケロン」でいいのです。
映画作るとき、きちんと辞書引かなかったんだなって思ったもので。
何かのときにお役に立てれば(でも役に立つことなんてあるんだろうか? 無い、絶対に無い)と思って、お知らせしておきます。
★鐵太郎(てつたろ)さま
船の時間をちゃんと言えたなんてすごいです!
私なんて、「八点鐘」と言われて、「あっ、その言葉は昔から知ってる。意味はわからないけど」状態です(^_^;)
★Blue Peterさま
うわお、霧降り山脈のお友達?!
どなたかしら? せめて最初の字でもお教えください。
しかも、私のところでランサムを知って読み始めた?
嬉しいですう(*^_^*)
そういうお話を聞くと、サイトやっててよかった~とつくづく思います。
アケロン
msg# 1.5>変な質問しちゃってごめんなさい。
いえいえ、お気になさらずに。
アケロンの件ありがとうございます。
Acheron、船の科学館のM&C展示会場であれは「アシェロン」と発音するのだから、「アシェロン」と表記すべきであると言っている人がいました(笑)。映画では、オーブリーはじめサプライズの乗組員は皆「アケロン」と発音しているのに。
よく解らないのですがフランス人が「アケロン」と発音出来るのでしょうか? ギリシャ古典に通じた教養人ならともかく、普通のフランス人が発音できるのかなあ、だからわざと「アシェロン」と発音させたのではないかと思っています。
さて、これから日劇までM&Cを観にいきます。大スクリーンで観れるうちに観ておかないとね、8回目の鑑賞です。
「アケロン号の者たち!」
msg# 1.6只野さま<行ってらっしゃいませ。
かおるさま、初めまして。
「アケロン」は三途の川のことですね。
私も、只野さまと同じく、船の名前はフランス風の発音にわざとしてあるんだろうと思いました。
ギリシャ神話に出てくる名前も、ヘラがエラ、ヘルメスはエルメス(ブランドで有名)と、フランス風の発音で読まれるものと思っていたので、「ああ、英語でしゃべっても、自分たちの名前だけはフランス語の発音になるんだ」と興味津々でした。現在は違う規則なのでしょうか。
「アケロン」のフランス風発音は、「英国の捕鯨船~」と呼びかけた時以外に、サプライズ号から斬り込みに行った時に、敵が反撃の合図に使っていた気がします。私の貧弱な耳には「アーシュフォーン」と聞こえたのですが、よく考えると「アーシュフォーン」=「アーシェローン」=「アケロン」だったのかな、と。
だとすると、「アケロン号の者たち!」「おお~っ!」という場面に思えてまた楽しいです。アレン航海長のためには悲鳴ものですが。
Re: はじめまして
msg# 1.7ほんとにどーでもいいことでスレッドを伸ばしてしまって申し訳ないのですが・・・
Acheronの"e"の上にはアクサンテギュ(右上がりのアクセント記号)が付いて、正式には「アケロン」と読みます。でも、これは普通のフランス語の発音法則とは違います。
普通だったら"ch"は、英語の"sh"に近い音なので、ギリシャ神話を知らないフランス人なら、「アシェロン」と読むはずです。
でも、大文字で書く場合、たいていアクセント記号は省略されるので、教養のない(!)フランス人だったら、ついうっかり「アシュロン」と読むことでしょう。
"r"は水のないうがいのような、喉の奥で出す音なので、「ハ行」に聞こえやすいです。
なので「アーシュフォーン」と聞こえるのはきわめて妥当なことなのです>サマキさま
敵艦に呼びかけるのは、たぶん偉い人ですよね。
だからあの声は船長なのかな?と思ったりします。
船長たるもの、自分の愛する船の名前を「アシュロン」などと言われたら、色をなして「お前は何も知らないのだな。これはギリシャ神話のアケロンなのだ」とか言いそうな気がする。。
でも、海の男というのは体育会系なのだから、たとえ船長であっても知らないのかなぁ・・・などと妄想がむくむくと膨らんでしまうのです。
Re: アシェロン
msg# 1.8>教養のない(!)フランス人だったら
なるほど、そうなのですね。しかし、オーブリー同様に自分のキャビンでホルンを吹くような艦長(アケロンの艦長室に楽譜と一緒に転がってました)が教養が無いものでありましょうか? 謎ですね。
良かった
msg# 1.9 いやぁ、自分のページでアケロンと書いていたので(http://hush.gooside.com/name/a/Ac/Acheron/Acheron.html)どないしようかなと思っていましたが、よかった、よかった…
あっ、すいません。関係のない所で出てきまして
のんびりと
msg# 1.10ガラパゴスの亀レスですが、こんばんは。
>かおるさま
発音法則の説明、ありがとうございました。
監督が当時の訛りや発音を忠実に再現しようと骨折った(英語も仏語も)、みたいな記事を目にしたこともあり、Acheronの発音を調べなかった、というのには違和感を覚えるのですが、ギリシャ神話の教養を問われると目が泳ぎます。まあそんなところも含め、個人的には、いろいろ吟味した上であの発音に落ち着いたんだと思いたい。(^^;)
最近の辞書では、「アケロン/アシェロン」と両方の読みを載せているものもありますね。200年前もそうだったらノープロブレムなんですけど。
教養のないフランス人
msg# 1.11否、すごくいい加減な話なんですが……。
確か、フランス革命の時に、貴族が沢山粛正され、フランス海軍も国王派の士官が沢山やめさせられたり、ギロチン行きになったりし、そしてその中に、熟練の優秀な提督や艦長が沢山含まれていたから、フランス海軍はボロボロになりました、という……のが、ラミジにあったと思うんですよ。
教養がある=お金持ち(貴族)でも殆ど間違いのなかったアの時代のことですから、1805年が舞台のアケロン号の艦長が、(教養のない)一般市民階級出身で、けれど航海術やら戦略には優れていた、なんてことはありうるかなあ、と。
それなら、アケロン、とギリシャ式に発音できなくて、一般のフランス人らしくアシェロンになっていてもいいかと思いますです、はい。
それと……ホルンって、教養ある階級の人間が吹く楽器でしょうか? 何となくこう、軍楽隊の楽器、というイメージが強いのはスーザホーンのせいだとは思うんですが~。(大体、一人で吹いて楽しい楽器なのかしら……)
ホルンは
msg# 1.12メロディーラインとしても、ゆったりしたいい音が出ますね。
あの音は好きです。
しかし、海の上での艦長の趣味としては、どうなのでしょうねぇ。
トランペットとか、トロンボーンを鳴らされるよりはましでしょうか?(笑)
サキソフォーンでは、憂鬱になりそうだ。(笑笑)
まあ、管楽器ですと錆が心配になりますけどね。
フルートだかピッコロだかを吹く海軍軍人の話は、ボライソーに出てきたんでしたっけ?
フルート
msg# 1.13 えーと、
>フルートだかピッコロだかを吹く海軍軍人
は、ラミジのマーチン海尉ですね。16巻「遠い船影」から登場のラミジ一家の一人でした。
当時のフランス軍
msg# 1.14うわ、スレッドが伸びている・・・
★潮 光さま。
当時のフランスは、革命とそれに続く恐怖政治で、貴族は殺されるか亡命してしまってました。
だから、思い切り実力主義の時代です。
(ナポレオン失脚後はまた昔に逆戻り。「赤と黒」がその時代のことを描いていて、平民出身の主人公ジュリアン・ソレルが「生まれるのが遅すぎた」と嘆いてます)
そもそも、コルシカなどという、ほんのちょっと前までフランスでなかった「ド」のつく田舎出身のナポレオンが、皇帝にまでなってしまったこと自体、あり得べからざることでした。
だから、船長は平民だったに違いありません。ブルターニュの漁民出身だったりしてね(笑)
ホルンのことはよくわからないんですけれど。。。