ザ・ロープ帆船模型展

ザ・ロープ帆船模型展を１８日に続いて今日も見てきました。
昨年は白井氏の圧倒的な存在感を放つ１／４８ビクトリーが圧巻でしたが、今年はあれほど大きな帆船模型は無いものの、毎度のことながら粒ぞろいの作品の数々が出展されておりました。
今年のお気に入りは、ブードリオの図面によるラ・ルノメ、同じくブードリオの図面によるル・シーニョ。できばえはもちろんのことフランス艦はシアーのライン、タンブルホールの曲線といい、いつ見ても美しいです。ラ・ルノメは白石氏の作品ですが、まだ未完成とのこと来年の３０周年展示館ではマスト・ヤードまで揃った姿が披露されるとのことです、来年が楽しみ。
後、ＨＭＳベローナのコンストラクション・モデルも目を引きました。ＴＶ映画ホーンブロワー２のレナウンを思い浮かべながら舐めるように見てしまいました。
それと、ＨＭＳバウンテイのランチ。同じスケールの人形が乗っているのですが、こんな小さなボートにブライ艦長以下１９名のも人間が乗り込んで、南太平洋を３６００海里も航海したのかと改めて驚いています。リチャード・ホフ著「バウンティ号の叛乱」を入手できましたので、映画、ヒストリー・チャンネルのドキュメンタリーと併せてじっくり読んでみたいと思っています。
今年は昨年までと展示の方法が少し変わり、会場の真ん中に椅子をおいて休憩できるスペースがあります。立ちっぱなしもつらいのでなかなか良いです。

にっけ様
会場でお目にかかりましたが、あまりお話できなくて申し訳ありませんでした。

さて、明日いやもう今日で今年の帆船模型展も終了です。興味の有る方は是非お出かけください。

第２９回ザ・ロープ帆船模型展
開催期間：２００４年１月１７日（土）～２月１日(日）
開催時間：平日・土曜日　10：00～19：00
　　　　　日曜　　　　　10：30～19：00
会場：銀座　伊東屋　本店　９階ギャラリー　入場無料
ザ・ロープのサイトはこちら↓
http://www.geocities.jp/ropepage/index.htm

松本さま
＞乗艦だったエンデヴァー（復元）の素晴らしい写真が載っています
今日見てきました、撮影はやっぱり中村 庸夫氏でした。もっと他にも撮影したでしょう、もう少し掲載して欲しかったです。
＞同船は、可能な限り正確に復元されているとのこと
ＢＢＣ地球伝説で見た、復元船エンデバーは本当に細かいとこまで復元されています。そして航海そのものも当時を出来る限り再現しています、家禽も乗せて食事まで当時を再現しているのです。乗船している人の中には硬いシー・ビスケットで歯を欠いた人も。

シンブルさま
＞地上波放送がある旨記載されておりました
情報感謝です。地上放送なので吹き替えなのかと思ったら深夜枠なので、字幕なんですね。ＣＳＮ１と同じものが放送されるとは限りませんので、両方録画してみます。

藤木さま
＞「戦艦バウンティ号の反乱」１９３５年の、クラーク・ゲーブルが出ている作品が、１５００円の期間限定廉価版で２月２８日に発売
おおー、それは素晴らしい。この作品クラーク・ゲーブルが本格的に売れる前の作品、しかも口髭が無いゲーブルにお目にかかれる、「ザッツ・エンタティメント」でチラッとしか見たことが無いので楽しみです。

二回も見に行ってしまいましたが、やっぱり何度見てもよかったです。
今回はスクーナーとか砲艇など小型のものに興味があったので、人形つきが嬉しかったのでした。ラミジを読みながら会場へ向かったので、砲艇のきれいな甲板を見ながら「雑巾がけしたいような」と内心形容していたのは内緒です。（←言ってるし）

只野さま＞
あわただしくて、こちらこそ大変失礼いたしました。写真UPされるのをお待ちしておりますね～

帆船模型展、私も今日見てきました。特に、ル・シーニュが印象に残りました。フランスのブリッグは美しいですね！艤装するともっと美しくなると思いますが！備砲は、カロネード砲１４門と長砲２門でしたが、長砲は６ポンド砲と思いますが、カロネード砲は、１２ポンド？２４ポンド？それとも３２ポンド？それから、武装ランチも実にリアルで見事でした。
それから、オーブリーの新刊のあとがきに、ホーンブロワーの「海軍士官候補生」がやっと改訂されるとありましたが、昨年の増刷は昔のままのようです。いつ改訂版が出るんでしょうか！

にっけ様
＞写真UPされるのをお待ちしておりますね～
わ～、すいません、すいません、撮影者の腕が悪くどれもピンボケ、おまけに趣味に走って一部の船しか写っていないのです。なので、ＵＰはありません、お許しをm(._.)m ペコッ

松本さま
ル・シーニョは良いですね。思わずフランス語で読めないのにブードリオの本が欲しいと思ってしまいました。カロネード砲は３２ポンド砲では、大きすぎますかね。
私もオーブリーの新刊後書きを読みましたけど、ホーンブロワーの改訂版、本当ですかね。本当だとしたら装丁も変えるのでしょうか。