「英国・これも見ろ」・・・けしかけのお願い・・・

只野様、皆様、
いつも楽しませていただいております。

>けしかける掲示板でありますよ
けしかけの対象違いではありますが、皆様にお知恵を拝借いたしたく。
来月の3度目の渡英の予定なのですが、「英国に行ったらこれも見ないと!」というモノをぜひ教えていただけませんか。
今回の主目的は「①ウェールズ語に触れる②V&A再再訪(服飾史関係)」だったのですが、それを押しやってポーツマス関係がかなりウェイトを増してきました(*^o^;)
ポーツマスおよびロンドン、カーディフでよいポイントがございましたらぜひお教えくださいませ。
どうぞよろしくお願いいたします。

ＣＣＭ様
ポーツマスへ行って時間があったら、

（１）国鉄 Portsmouth Harbour駅から、海軍博物館と反対方向へ歩いて（南下）２０分くらいかと思いますが、昔からの船着場 Old Portsmouth へ行ってみるのは？　防波堤に上がって海を見ると、まるで昔にタイムスリップしたような気がします。晴れた日に行くと、海の色が、本当に画家ヴァン・デ・ヴェルデの絵のように半透明の灰緑色をしていてびっくりします。

（２）ネルソン提督に興味はありますか？
位置的には、Old Portsmouth から海に向かって左方向へズンズン行ったあたりに、Penbroke Gardens という公園があり、そこにネルソンの立像があります。この像はとてもかっこ良いです。ネルソン提督大好きな人は、像の前でぜひ記念写真を。

艦長さま。
ありがとうございます。

海の色ですか！
浮かぶものばかり考えておりまして、まったく想像外でした。じっくり見てきます！
提督はもちろんですー。像の場所まで調べていませんでしたので大変助かりました。
しっかりメモしました。
ありがとうございました。

＞晴れた日に行くと、海の色が、
考えてみたら、私、晴れた日に当たったことが無いような気がします。ポーツマスもプリマスもファルマスもすべて曇か雨。
でも曇もそれなりですよ。というか、曇天の海の色は日本では鉛色だけど、イギリス海峡は鉛程度ではすまなくって、もっとどーんと濃いねずみ色というか、あんな灰色の海は日本では見られないです。

＞ポーツマス
今はもう変わっているかもしれませんが、海軍博物館より海兵隊博物館の方が実物資料が揃っているような気がします。
海軍博物館はパネルとか再現コーナーとかあって、一般向けというかちょっとイベントかかっているようなところがありますが、海兵隊博物館は当時の資料と現物が並ぶ、本当の資料館でした。小説に登場する当時のホンモノを見たい方にはこちらの方がおすすめかもしれません。
海兵隊博物館はイーストニーの司令部（基地）の中にありますが、この基地というのが、煉瓦造りの昔ながらの建物で、はっきり言って基地というより、日本で明治の頃に建てられた大学の構内を歩いているような感じで、カルチャーショックでした。

楽しんで行ってきてくださいね～。
私はもう行けないこと決定なので、報告おまちしています。

ネルソン提督の像について緊急報告！！

私の情報が９年くらい前のものなので、不安になってネット検索したら、あらいやだ！！　ネルソンの像が移設されます。

１０月１６日、きれいにメンテナンスされて、Old Portsmouth の中心部にお目見えします。トラファルガー・デーまでお披露目会か何かが開催されるみたいです。
Pembroke　Gardens は、あまり観光客が行かないような場所にあってわかりにくいので、イベントのある本年に、沢山の人に見に来てもらおうと言うことで移設が決まったそうです。
うーむ、観光客があまり知らない場所にひっそりとあったからこそ、人に邪魔されずに一人で思う存分、像の前でミーハーできたのになあ…
像の移設は、うれしいような、悲しいような。

Old Portsmouth は、昔の船乗り達が船出した場所で、ネルソン提督もここから最後の航海へ出発したのだと思います。
ウオルター・ローリーもここに上陸したのであります。
ポーツマスというと、海軍基地とビクトリー号ばかりに目が行きがちですが、帆船小説ファンであれば、Old Portsmouth にも足を伸ばしておけばパーフェクトだと思います。
目の前はスピットヘッドの海だし、サリーポート Sally Port という名前もよく帆船小説に出てきます。

ただ、ポーツマスは第二次世界大戦の時に激しい空襲を受けて、町並みがごっそり破壊されたので、昔の町並みは見る事ができません。一応、昔風の雰囲気作りはしてあるようですが。
ネルソン提督が最後に宿泊した宿屋ジョージ・インも破壊され、今はアーチの一部が残るのみ。ポーツマス・ハーバー駅から St George Road、High Street と歩いていくと、High Street の左側の歩道の方に George Court というアパートみたいのがあるのですが、この建物の外壁の一部がどうもジョージ・インのアーチらしいのです。（確信が持てない私…）９年前には、アパートの前に球形のオブジェが有りましたが、今は？
もし現地で確認された人は、教えてくださいね。

また、ポーツマス・ハーバー駅のそばから、対岸のゴスポート行きの船が出ています。対岸まで５分程度。９年前は、行きは無料、帰りは有料でした。ゴスポートには潜水艦博物館があって、ナポレオン戦争時代に発明された初期の潜水艦模型があったような覚えがあります。ジョージ・アバクロンビー・フォックスは、この潜水艦で敵地へ切込み。航行中に酸欠で部下がバタバタ倒れて…（ねたばれ）

あと、面白かったのは、個人商店のお肉屋さん。日本と違います。カルチャーショックでした。

さらに、「炎の英雄シャープ」ファンの人は、ポーツマス、ロンドン間を移動される途中、ウインチェスター Winchestr 駅で下車して、９５連隊ゆかりの博物館 Royal Greenjackets Museum はいかがですか？
列車はサザンプトン乗換えになりますが。
ウインチェスター駅を背に右へちょっと歩き、グレートホールという教会みたいな建物に突き当たったら右へ曲がるとすぐに入口があります。Peninsular Barraks という陸軍施設の中にあります。駅のすぐそばです。
ナポレオン戦争までの展示を見るなら　１時間強見ればＯＫ。
博物館の売り物はワーテルローの大ジオラマ。数万体のフィギュアが配された見事なものです。
ちなみに、グレートホールにはアーサー王の円卓の偽ものが展示してあります。ただし、６００年前に作られたものなので立派な歴史遺産。

ロンドンは、科学博物館 Science Museum の最上階の医学コーナーが、めずらしくて面白いです。マチュリン先生に興味のある人はぜひどうぞ。そうだ！！瀉血器がいくつも有りました。本物をはじめて見ました。帆走軍艦での手術風景をジオラマで紹介した展示物があり、これがまた良くできているの。見ものです。

長文になっちゃった。すみません。

艦長様、とーこ様ありがとうございます。

>像の前で
今年は数知れない観光客が像の前でミーハーしちゃうでしょうね。その間隙を縫って写真にチャレンジしてきます。
ほんとは献花しようと思うんですが、21日にVictory号の方に献花受け付けるらしいので、そちらにもっていこうかなぁ。
観光客がわんさといるでしょうから果たして現場までたどり着けるか問題ですが。

>海兵隊博物館
こちらのほうが海事博物館より私の好みにあいそうです。ありがとうございます。
海兵隊博物館はかなり街外れにありそうなので最初はパスの可能性も考えてましたが、こちらに切り替え！!

>科学博物館
丸々２日間通うつもりのＶ＆Ａの隣にある科学博物館の医学コーナーは今回とても楽しみにしています。
最上階ですね。本物の道具をみるとつい実際の場面を想像してしまいます・・・・。

帰朝後見学レポさせていただきますね！

１９９５年１０月１７日にそこへ行きました。
当時は、ポーツマス・ハーバー駅を出てすぐの海軍博物館の入口の脇に観光案内所が有り、地元の地図などのアイテムを売ってました。英国の道路はそれぞれに名前が付いていて、建物などにプレートで表示してあります。道路名を書いた地図さえ持っていれば百人力です。まずは、観光案内所へ！！

イーストニーの手前にサウスシー Southsea という海岸端のリゾート地があって、ホテルがここに集中的に有ります。１９世紀頃に湿地帯を改良してリゾート地にしたらしいです。リゾート地なので、１０月頃はシーズンオフになり、９年前は、海兵隊博物館近くへのバスが運休してました。タクシーで行くかレンタカー（レンタサイクルも良いかも）が便利と思います。

ポーツマス・ハーバー駅からサウスシーの海岸まで観光がてら歩いてみましたが、５０分ほどかかりました。海兵隊博物館までは、海岸端のまっすぐな車道をさらに１５分以上歩いた気がします。海岸端のせいか、けっこう寒くて震え上がった記憶があります。
そうだ！！　あまり寒かったので、石だらけの浜辺に出て大声で「津軽海峡冬景色」を歌ったんだっけ。人が居なかったので大声出していたら、路肩で若い煉瓦職人が補修工事をしていて、しっかり聞かれていて恥ずかしい思いをしました。穴があったら入りたい…

サウスシーの海岸端には、サウスシー城というヘンリー８世が作った要塞があり、ここも博物館になっています。確かカフェテリアもありました。

CCMさま　こんにちは。お久しぶりです。５月のヴィクトリア見学の折には、マフィンご馳走様でした。渡英も３回目とのこと、既にご覧になられているかもしれませんが、

１．ウインザー城内にある「ネルソンの命を奪ったマスケット銃の弾丸」…Queen Mary's Dolls' Houseから入り、階段(この辺りには武具馬具が展示されています)を上がり、ヴィクトリア女王の座像のある部屋です。次の間(The Waterloo Chamber)に行くすぐ手前の左側のケースに納められています。
以前、こちらの掲示板で教えて頂き、私は３月に見て参りました。柴崎様、この場で御礼申し上げます。

２．LIBERTYのチューダー棟３Fにあるティー・ルーム…帆船の絵が飾ってあり、お買い物の合間の休憩にいかがでしょうか。ちなみにこの建物にはHMS Hindustan とHMS Impregnableの廃材が使われているそうです。また、屋根の上の風見も帆船です。

CCMさま、他の皆様、どうぞ楽しんできて下さいね。

艦長様、エリクソン様
ありがとうございます。

ポーツマスは初めてなので街の様子がイマイチわからない上に、観光客が多い時期なのでどうしようかと思っておりました。
多謝!

>ウインザー
月末に余裕がありそうなので、いけるかな？
友人がよいところだと絶賛していたのでぜひたずねてみたいです。
「弾丸」はもちろん興味津々です。
>Liberty
前回、前々回ともに前を通過のみだったので今回のお土産タイムにはここでプリント布購入がてら見物してきます。

ほんとうにありがとうございます。
うれしーーなぁ。