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亀船?

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なし 亀船?

msg# 1
前の投稿 - 次の投稿 | 親投稿 - 子投稿.1 .2 .3 .4 | 投稿日時 2003/7/8 23:59
鐵太郎(てつたろ) 

ご無沙汰しています。

ご存じだったら、教えて下さい。
とある掲示板で、「亀船」の話題になりました。
こちらで言う、「亀甲船」を、日韓翻訳掲示板ですと、韓国人が理解できず、「亀船だ!」と言いますので、ハングルではどう書くのかわかりませんが、それが正しいのでしょう。(^-^);

さて「亀船」(頭になじんでしまいました)。
韓国の方の言われるには、
  亀船は、鉄で装甲され、鋼鉄のスパイクが植えられていた。ただし、図面も遺跡もない。
とのこと。
復元した写真をUPしていただきましたが、よくわかりません。

まあ、韓国の方によっては、亀船こそが世界最初の鉄装甲船だ、と主張される方もあります。^_^;

李舜臣将軍(提督ではない! とのことです)率いた亀甲船団は、本当にすべて鉄板で装甲されていたのでしょうか? 
ぼくは、一部威圧感を与えるために鉄板を使ったのかもしれませんが、全体を覆うのは費用的に無理ではないかと思うのですが、どうでしょう?

只野さんのご見解はどうでしょうか?

投票数:30 平均点:1.00

なし Re: 亀船?

msg# 1.1
前の投稿 - 次の投稿 | 親投稿 - 子投稿なし | 投稿日時 2003/7/9 23:20
只野四十郎  管理人   投稿数: 908

鐵太郎様、お久しぶりです

>只野さんのご見解はどうでしょうか?
ワ~、専門外ですがなー

>「亀船だ!」
韓国語では「亀船」というのは正しいようです。発音はゴ・ブク・ソン。
世界最初の鉄で装甲した船は織田信長の安宅船ではないかと・・・何年か前、NHKでお公家さんの日記をもとにCGで再現して見せていましたっけ、しかし鉄で装甲された船であったとの確固たる証拠資料が無いので、そうであったかも知れないし、そうではなかったのかも知れない。
亀甲船も同じだと思うのですよ、確固たる証拠資料は現時点では見つかっていない、ですからそうかもしれないし、そうではないかもしれない。何かで読んだのですが、亀甲の部分は単なる模様で鉄板で装甲はされていなかったという説もありますし。
海戦に参加した李舜臣将軍の甥が書き残したものには、上部を刀錐を刺して足を踏み入れる余裕も無かったと書かれているようですが、鉄で覆ったとは書かれていないらしいです。
ということで私としては、話としては鉄で装甲した船であるほうが面白いのですが、織田信長の安宅船同様、確固たる証拠資料が見つかるまでは厚い木材で覆われた船としておきます。

投票数:5 平均点:4.00

なし 亀船...

msg# 1.2
前の投稿 - 次の投稿 | 親投稿 - 子投稿なし | 投稿日時 2003/7/10 23:09
鐵太郎(てつたろ) 

 ほほう、信長の安宅船が鉄で装甲されていたと言うことも、「定説」ではないのですか? うーむ、そうですね、考えてみれば厳密な確認はできませんよね。安土城のかたちだって正確には伝わっていないのですから、「鉄装甲」というのも、単なる伝承に過ぎない可能性はありますね。
 第一級の史料とされる「信長公記」でも、安宅船の装甲に関しては伝聞調であったような記憶が。

 亀甲船について、個人的には鉄板で装甲(まあ、貼り付けただけでもいいのですが)したかどうかについては、怪しいと思っています。
 多少鉄板を使った可能性は、もちろんありますし、あくまで個人見解に過ぎませんが。

>世界最初の鉄で装甲した船は織田信長の安宅船ではないかと・・・

 はあ、そうだと思っています。
 ところが、ですね。
 あちらの方は、まあ一部だと思いますが、本気で朝鮮こそ世界一優秀である、と信じておられる方がいるようでして... (^_-;)

 先日の、「ザ・ロープ展」で韓国の方の作られた亀甲船が出品されており、写真を撮った記憶はあるのですが、困ったことにそのデータがパソコンのどこにあるのかわからなくなってしまいました。(←ボケ!)
 年は取りたくないものです...(涙)

投票数:6 平均点:6.67
前の投稿 - 次の投稿 | 親投稿 - 子投稿なし | 投稿日時 2003/7/10 23:49
只野四十郎  管理人   投稿数: 908

>「定説」ではないのですか?
世間一般では「定説」かと思います。しかし、鈴木眞哉著「鉄砲と日本人」を読みますと、その定説の疑わしさが解ってきます。この本内容も非常に面白いのですが、著者の歴史研究における「定説」を疑うことの姿勢と重要性について学ぶところの多い本です。

>「信長公記」でも
読んだことは無いのですが、鉄甲船であったとはまったくいっていないそうですよ。

>本気で
ま、かの国のナショナリズムには・・・(^_^;)

>年は取りたくないものです...(涙)
最近、仕事中に今の今まで考えていたことを、人に声を掛けられ中断しただけで忘れてしまうようになりました、年です(T_T)

投票数:5 平均点:6.00

なし Re: 亀船?

msg# 1.4
前の投稿 - 次の投稿 | 親投稿 - 子投稿なし | 投稿日時 2003/7/15 18:11
hush 

 金在瑾著、桜井健郎訳「亀船」(2001年文芸社刊http://shopping.yahoo.co.jp/shop?d=jb&id=30826246)と言う本がなかなかよいのですが、どこへ置いたか…(^_^;)。装甲船ではなく、切込みを防ぐ目的で亀の甲羅のようになっていたとのことでしたが。
 ちょうど、訳者が書かれたものがhttp://www.nagare.or.jp/nagare/20-4/20-4-danwa.pdfで公開されていますので(ただし、PDF文書)、よろしければ。
 忠武公(チュンムゴン)李舜臣(イー・スンシン이순신)は、韓国では紙幣になっているぐらい(http://asao20.hp.infoseek.co.jp/isunsing.htm)有名人で、ソウルの中心街に銅像が建っていますが(http://www.konest.com/area/gwang/spot/no689.htm)、その足もとには日系企業の○○と○○があるのよと韓国通の知人が言っておりました。
 亀船の韓国で復元されたものはhttp://www.lifeinkorea.com/cgi-bin/travel2j.cfm?TravelID=327、ザ・ロープ展のものかどうかは分かりませんが、そのメンバーで横浜帆船模型工房(http://village.infoweb.ne.jp/~fwhv7340/index.htm)の
白井様がお作りになられた作品がhttp://village.infoweb.ne.jp/~fwhv7340/turtle-page.htmに紹介されており、韓国の帆船模型同好会からプレゼントされたキットとのことでしたので、もしかしたらこれのことかなとも思います。

投票数:4 平均点:5.00

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