小さな大砲?
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小さな大砲?
msg# 1聞いてばかりで申し訳ないですがどうぞ教えてください。
ジャックの後ろによく映っている小型の大砲のようなもの(「お前の親戚を殺したか?…」のところの背景とか)は、8ポンド砲?なのですか?なんだか戦闘用には華奢なように見えるし、打ってるシーンもなかったように思うのですが、信号用とかそれ専用ののがあるのかなと考えたりしました。
それから、火をつけて投げ入れると爆発する手榴弾?は大砲から打ち出して使う事はできないと思っていてよいですか?別に銃火器好きではないのですが何度も見てるうちに気になって、読んでるときにイメージがごっちゃにならないように確認したいのです。
旋回砲
msg# 1.1艦尾甲板の両舷側に有るのは、旋回砲(swivel gun)です。
王国海軍のものは0.5ポンド砲で口径は1.15インチ~1.5インチでした。通常舷側、ファイティング・トップに設置され近接戦闘で散弾による対人攻撃にもっぱら使用されました。映画の中では、サプライズで発射されるシーンはありませんが、同種の旋回砲がアケロン艦内から発射され、海兵隊員が3名なぎ倒されるシーンがあります。
海洋冒険小説ですとホーンブロワーの1巻でインディファティガブルのミズン・トップからホーンブロワーが発射しているのが旋回砲です。
手榴弾は手で投げるための物です。、映画でも見られるように、ヤーダムから敵艦の甲板に落としたり、砲門から甲板に投げ込んだりされました。
ただし、時代をさかのぼり1700年代中頃には、マスケット銃を改造したグレネード・ランチャーで発射できるも小型の手榴弾もありました。
ありがとうございます
msg# 1.1.1すばやく丁寧なお答え感謝いたします。
> ホーンブロワーの1巻でインディファティガブルのミズン・トップからホーンブロワーが発射しているのが旋回砲です。
えーと…パラパラ…ありました、ありましたフィンチとの場面。よく見れば今読んでるアラン・リューリーにも。小回りが効くのが特徴なのですね。
しかしこれで「旋回砲」という字を見ても読み飛ばしていたということがわかりました(汗)百聞は一見にしかずとは言いますが、読みながら想像する世界がはっきり鮮やかになってくるのは映画効果と只野様のおかげです。