ジェフ・ハントのDVD到着

今週は月曜日からデュッセルドルフに出張、先ほど帰宅しました。
初めてのドイツなのに、ホテルと会社の事務所との往復のみ、ドイツ料理も市内観光もなし(:_;)
おまけにドイツはとても寒かったです。

さて、葉山逗子さまのSailho!で、１１月２１日の記事になっていたジェフ・ハントのDVD「Geoff Hunt　Portrait of a Marine Artist」と「Around the Cape Horn」のDVDが到着しておりました＼(^o^)／
http://www.enpitu.ne.jp/usr2/bin/day?id=27941&pg=20041121

先ず、「Geoff Hunt　Portrait of a Marine Artist」から見始めていますが、海洋画を書き始めた歴史、オーブリー・シリーズの表紙絵を描き始めたいきさつ、海洋画を描くポイントなどについて、ジェフ・ハント本人自身が語っています。内容的には画集「The Maine Art of Geoff Hunt」のビデオ版といったところでしょう。
また、映画「マスター・アンド・コマンダー」についても語られていますし、改装前のHMSローズの姿が映っているのも嬉しいです。
ところで、このDVDなんですが、DVD-Rでした。ASINコードも振られていないのでAMAZONでの購入は難しいかも知れません。

「Around the Cape Horn」については、鑑賞後改めて報告いたします。

只野様、お疲れ様でした。
「Around the Cape Horn」の感想が楽しみです。

さて、今日、掃除の手休めにジェフ・ハントの画集を見てました。
９４頁に、John Biggins という作家の A Sailor of Austria という小説の表紙絵がありますが、この絵を見るとため息が。
小説の主人公は Ottokar Prohaska という名で、オーストリアーハンガリア海軍の潜水艦士官。ハントの画集の解説によると、映画「サウンド・オブ・ミュージック」のトラップ大佐と同じとの事。なるほど！！
で、このシリーズ小説の４巻目（最終巻）を訳１０年前に買いそびれていたので、ネットで古書を購入しようかと思ったら、２０００ドル近い高値が付いてる！！
いや～ん、買えません、悲しい…

マスター・アンド・コマンダーを撮影するに当たりピーター・ウィアー監督が、嵐のホーン岬のシーンを撮るのに参考にしたのがアービング・ジョンソン撮影「Around the Cape Horn」。
マスター・アンド・コマンダーのDVD特典映像「原作小説へのアプローチ」でも少しその映像を見ることが出来ますが、今回そのDVDを入手しました。
1929年に4本マストバーク「ペキン」でホーン岬を回る航海を撮影したものです。37分という短い作品ですが、帆船時代の貴重な映像記録です。
帆船での生活、マスト上での作業。そして嵐のホーン岬、甲板は波に洗われ、強風により帆は裂け、船はローリングをしては起き上がって来るなどなど、よく撮影したものです。ピーター・ウィアー監督が参考にしたのもうなづけます。
帆船に興味ある方にはお薦めの作品ですが、「Geoff Hunt　Portrait of a Marine Artist」と同様アマゾンなど一般のDVD販売サイトでは入手は難しいのが難点。

I艦長
＞２０００ドル近い高値が付いて
海洋冒険小説の古書が2000ドルですか！　きっと面白いのでしょうね、でも邦訳は無しと・・・
ところでジェフ・ハントの画集6ページのＨＭＳサプライズのジェフ・ハントのサイン入り限定版ポスターもＤＶＤと一緒にオーダーしてあったのが届きました。
帆に一杯の風をはらみ、少し艦首を海にツッコミ気味に大海原を快走するＨＭＳサプライズ、うっとりです。

出張お疲れさまでした。
実は先月曜グリニッジにおりました(ちょっとだけ)。OLD ROYAL NAVY COLLAGE の中庭にスケートリンクが設けられていたり、カティ・サークのフォアマストのてっぺんにツリーが飾られていたりして、クリスマスムードを盛り上げていました。当地もその日はとても寒く、風邪をひいてその後２日ほど寝込みました。