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Sailing Navyにお茶をひかせてしまったようで

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前の投稿 - 次の投稿 | 親投稿 - 子投稿.1 .2 .3 .4 .5 .6 .7 .8 .9 .10 .11 .12 .13 | 投稿日時 2004/11/26 4:15
エリクソン 

只野様 INFUSEの情報、ありがとうございました。本日早速行って参りました。ロンドンの水でもおいしく飲めるものをRECOMMENDしてもらい、ST JAMES'S Assam 2nd Flushを購入しました。一応ミネラルウォーターで淹れましたが苦みも渋みもかなり少なく飲みやすい味でございました。
 茶葉と茶菓…よく似てますよね、パソコンの文字だと余計に。それに加えて、旅行記のUP(拝見致しました)のために目がお疲れだったのですね。こちらの方もありがとうございました。紅葉(黄葉?)していた木々もすっかり葉を落とし、ロンドンはイルミネーション華やかなクリスマスシーズンになりました。

皆様 お菓子の情報、ありがとうございました。ロンドンは「甘い物天国」で、気を許すと「肥満地獄」に陥ります。私はマクビティ(実は家の近くに工場があります)のサクサクタイプ・チョコレートコーティングが好きなのですが、買うのに勇気が要ります(1パック一人で食べてしまうので危険)。
 <シフォン・ケーキ 
お菓子好きの友人に尋ねたところ、ロンドンでは見たことがないそうです。当地では激甘タルト系が多いです。帰国後までお預けですね。皆様とAFTERNOON TEAなどできましたら幸いに存じます。
それにしても、紅茶って奥が深そうですね。紅茶教室がはやるのもうなずけます。

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前の投稿 - 次の投稿 | 親投稿 - 子投稿なし | 投稿日時 2004/11/28 9:25
只野四十郎  管理人   投稿数: 908

>ST JAMES'S Assam 2nd Flushを購入しました。
これも買ったけど、未開封。
INFUSEは紅茶について日本語で色々教えてくれるお店なのが良いです。ロンドンで紅茶について教えてもらおうと思っても、英語では細かくは解りませんからね。
>激甘
もしかして日本以外はそうなのかなあ、日本のケーキとかは甘さ控えめが多いような気がします。大好きなシフォンケーキが無いのは残念。
帰国までにおいしそうなお店見つけとかないといけないですね。

ところで昨晩ロンドン旅行アルバム10/21~10/22分を追加UPいたしました。10/21だけで約80枚(^^;;
また、画像の圧縮率を下げてサイズを全面的に小さくしましたので、少しは開く時間が短くなったと思います
http://www.sailingnavy.com/event/sh1_album/sh1_album/

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前の投稿 - 次の投稿 | 親投稿 - 子投稿なし | 投稿日時 2004/11/30 21:54
シンブル 

紅茶なら地道に勉強をしているのでお力になれるかとでしゃばってまいりました
基本的に紅茶は硬水でいれると水色(すいしょく)がくすむまたは濁ったようになりますが渋みが少なくなります。一度コントレックスで入れてみたら濁った上に水っぽい紅茶が出来ました。イギリスでは基本がミルクティーだから色はあんまり気にしないと聞きますが本当のところは良く分かりません
軟水の場合は水色が澄んだ綺麗な紅になりますが渋みが出やすくなります
硬水の国向けのお茶は硬水でも香り、味が出るようにしてある分日本の水で向けると渋くなりやすくなります。葉の量を調節したり抽出時間を短めにしてみるのが良いと思います
基本的に日本人は渋い味を好む方向があるのでダージリンなんかをストレートで飲む分には軟水でも調節して入れればいけると思います
基本的に輸入物は日本向けに調節されているので大丈夫なはずなんですが向こうで直接買ってきた葉っぱならエビアンあたりで入れてみては?ただ、その場合はペットボトルの水は酸素が少ないので良く振って酸素を混ぜてから沸かしてください。
でないとジャンピングが起きず水っぽくなります
参考になりますか?

ケーキ>私は生クリームケーキや濃い牛乳は駄目な人間なんで日本のお菓子が向いています。一度ノンホモジナジズド牛乳でミルクティーを入れたらしつこくて気持ち悪くなりました

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前の投稿 - 次の投稿 | 親投稿 - 子投稿なし | 投稿日時 2004/12/1 23:32
只野四十郎  管理人   投稿数: 908

シンブルさま
紅茶の美味しい淹れ方、どうもありがとうございます。
ジャンピング、紅茶の葉がポットの中で踊るように上下することでしたっけ、いずれにしても奥が深いです。もっと勉強してみます。

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前の投稿 - 次の投稿 | 親投稿 - 子投稿なし | 投稿日時 2004/12/2 2:29
エリクソン 

シンブル様 ご指導ありがとうございました。早速メモをとり淹れてみました(F&MのCHRISTMAS SPICED TEA)。今日はとても寒かったので紅茶が殊においしく感じられました。

日本のお菓子> たまにしか口に入らないけれど、おいしいですよ。当地のものと比べると、甘さも控えめで繊細な味わいです。市販されているもの(Pッキー等)でさえそう感じます。

ちなみに、私が比較的気に入っている英国のお菓子はジンジャー・ビスケットです(えっ!と仰る方もありますが…)。

質問:コントレックスとは何ですか?

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前の投稿 - 次の投稿 | 親投稿 - 子投稿なし | 投稿日時 2004/12/2 14:22
CCM 

コントレックスは硬度の高いミネラルウォーターです。
ダイエットに効くという触れ込みで、かなり出回ってますね。
ミネラルがかなり多いので、
紅茶好きの友人が紅茶に試したら、タンニンとミネラルが反応したらしく黒い沈殿ができたとか。
もちろんお味はだめだったそうです。

大洋を航海中の船のなかでは軟水でお茶を入れたのでしょうか?
それともコーヒー?

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前の投稿 - 次の投稿 | 親投稿 - 子投稿なし | 投稿日時 2004/12/3 5:58
エリクソン 

CCM様 コントレックスについて教えていただきありがとうございました。でも元々硬水地域の当地では販売されていないかも。こちらの水道水でお茶を入れると、冷めてくると黒っぽい膜のようなものが浮いてきて、味はともかくも見た目がちょっと…。で、来客にはミネラルウォーターで淹れております。

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前の投稿 - 次の投稿 | 親投稿 - 子投稿なし | 投稿日時 2004/12/3 12:22
とーこ 

 むかし何処かの掲示板で、当時の航海中の飲み物の話しをしていて、飲んでいるのはたいていコーヒーで、紅茶を飲むシーンが無い…という話題がありました。
 記憶で書いているのでちょっとあやしいですが、当時の海洋小説の中で紅茶を飲むシーンがあるのはオーブリー&マチュリンだけだけれども、それも陸上のシーンに限られる…というような話題だったと思います。

 まぁねぇ、航海中の水の状態ってほら、M&Cの特典ディスクでマチュリン先生が顕微鏡で覗いてたアレですから、推してしるべしというか、あまり想像したくない…というか。

 第二次大戦当時の海洋小説によく登場する、朝一番のミルクティーやココア(あま~い)は、読んでいても美味しそうだなぁと思います。当時の水はきちんと保存されていたのでしょう。

>遅ればせながらお茶菓子
むかしの人だった祖父の定番は、ミルクティーには森○マリービスケットか、東○オールレーズンでした。今は山ほどの種類のビスケットがありますが、紅茶の素朴な味を引き立たせるということを考えると、あっさり味のこの2品は今でも捨てがたいかな?と思います。

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前の投稿 - 次の投稿 | 親投稿 - 子投稿なし | 投稿日時 2004/12/3 21:56
潮 光 

>むかし何処かの掲示板で、当時の航海中の飲み物の話しをしていて
 むかーし、自分ちにそんなコンテンツを作っていたことのある私……(苦笑)。

 あれ以来、何シリーズか他の海洋冒険小説(18世紀あたりの帆走軍艦ものに限りますが……えーと、読んだのが、順不同でボライソー、ホーンブロワー、ラミジ、ヨーク、ギャラン、フォックス、アラン(途中)、キッド、オーブリー、ドルトン、アダム・ホーン、オークショット、マナリング、デランシー……ぐらいかな。忘れてる気もするが)を読みましたが……。
 船上で紅茶がでてきたのは、ドルトン・シリーズしかなかったように思います(否、ドルトンで出てきた時に、珍しいとビックリしたのでよく覚えている)。
 あと、オーブリーで、結婚祝いにコーヒーポットか紅茶ポットのどっちがいい?と聞かれるオーブリー艦長ってのがありましたが、オーブリーは紅茶ポットを選択していたかと。
 ただし、ドルトンは、殆どアメリカ沿岸を(短期間で)航海していますので、結構真水の補給が他のシリーズよりも楽だったのではないかと思いますし、オーブリーの紅茶ポットは、オーブリーではなく、本国にいるソフィーに贈られるはずですから……あまり考証の役には立たないかと思います。
 ちなみに、逆に、ドルトンにはコーヒーはでてきません。アメリカ独立戦争が舞台なのに、紅茶&砂糖条令、ボストン・ティー・パーティーはどう影響しているんだか……。
 むかーし、考えたところによると……アオミドロのわくような艦の(保存してある)真水では水にうるさい紅茶はいれられない、あるいはまずくて飲めないので、コーヒーにしたんでは?というのと、紅茶が湿気に弱くて黴が生えるため制服さえ青カビだらけになる艦上では保存に耐えにくい(コーヒーは直前に豆を煎ればいいですが、紅茶を煎るとほうじ茶?になります・笑)、また、コーヒーはこの当時アフリカ・南アメリカで手に入りましたが、18世紀末は、インドではまだ紅茶を作っていないので、全て地球の裏側の中国からの輸入品であり、コーヒー以上の贅沢品であった、ということなどから、あまりでてこないのか。
 あるいはひょっとして、単に、ケント先生やフォレスター氏の好みの問題かなあと……。
 ちなみに、ケント先生の別名義、ダグラス・リーマンの第2次大戦ものには艦上でも紅茶が登場しますが。

 てなわけで、何で?という答はなくて、単に引っかき回しただけですけども……すみませーん(脱兎)。

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前の投稿 - 次の投稿 | 親投稿 - 子投稿なし | 投稿日時 2004/12/3 22:37
艦長I 

お水の話を書き込んだら、こんなすごい展開になっていたとは!!
面白いやら、楽しいやら、申し訳ないやら。

8~9年前の英国旅行時、ロンドン、ポーツマス、ドーチェスターのホテルに宿泊し、ホテル備え付けの色々なティーバッグで紅茶を入れました。水道水をちょっと沸騰させまして。
出来た紅茶の色は赤黒く濁った感じ。少し時間が経つと紅茶の表面に、水面に油を流した時のような虹色の油膜の様なものが。
英国南部の水道水で入れるとこんな色になるのだろうか考えつつ飲みました。味は普通。
また、「紅茶」というからには英語で RED TEA だろうと思い込んでいましたが、現地のティーバッグなどを見たら BLACK TEA と書いてあってびっくりしました。BLACK TEA という名称を聞いたのは初めてだったので、入れた紅茶の色を見ながら「なるほど!赤黒いわな~。」と感心したりしました。
英国では BLACK TEA が普通なのでありましょうか。

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前の投稿 - 次の投稿 | 親投稿 - 子投稿なし | 投稿日時 2004/12/3 23:47
にっけ 

>飲んでいるのはたいていコーヒーで
コーヒーもどきを飲んでる方もいらっしゃいませんでしたっけ。ほら、焦げたパンくず製のコーヒーもどき・・・確かラミジかボライソーだと思うんですが。おや、おいしくない飲み物の話ではなかったですね。

最近インスタントコーヒーのラジオCMで、コーヒーにまつわる小話を聞きました。軍隊での飲み物として、最初に正式にコーヒーを採用したのはナポレオンだ、とCMは言っていました。真偽のほどは定かではないですが。
確かにジャックはコーヒーを飲みたいと、ないものを船中探し回らせてましたね。

>ドルトンにはコーヒーはでてきません
いえ、一回だけ出ますよ~。数日徹夜でどろどろになってた1巻で飲んでます。でも、そこだけですから明らかに彼は紅茶党のようですよね。

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前の投稿 - 次の投稿 | 親投稿 - 子投稿なし | 投稿日時 2004/12/4 1:20
シンブル 

手持ちの資料がないので記憶だけなんですが、当初ヨーロッパで好んで飲まれたお茶は中国茶の黒茶に近いものだったそうです。武夷茶(ボヒーティー)が良く知られています。
中国は実は緑茶の国ですので当初ヨーロッパに輸出されたのも緑茶だったそうですが前述のとおり硬水にあわなくてあまり味の問題とならない黒茶系統が好まれるようになった聞きました。だから英語はブラックティーなんだということなんですが、文献確かめてみたわけではないので…
ジャックやホーンブロワーの時代はインドでのアッサム種栽培にも成功していない頃なのでまだまだかなり高価な飲み物だったと思いますからそうそう航海にもっていけなかったのかも
緑茶ならビタミンも含んでいるので壊血病予防になったんですけどね
でも確かマチュリン先生誰かに緑茶を勧めていましたよね?

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前の投稿 - 次の投稿 | 親投稿 - 子投稿なし | 投稿日時 2004/12/4 20:13
glitter 

緑茶と言えば、
紅茶が安価に欧米市場に出回る前直前は、日本ブームもあって
日本産緑茶も、米国を中心に欧州にも輸出されていたそうですが、
絹糸以外の主要輸出品に育つかと思われていたようですが、
粗悪品を輸出したり、安定供給出来なかったり、
さらに嗜好が紅茶・コーヒーに移ってしまい、
はたまた上質な中国緑茶の進出もあって駄目になったそうです。
当時の日本産粗悪品はお茶じゃない葉を緑に染めたり、松葉を入れたりというのもあったそうで・・

昨今話題のフェアトレード的観点から言うと、日本製の茶葉以外は、フェアトレードじゃないですねぇ・・
と言いつつ、日本茶は高いので、来客時以外は、我が家でお茶と言えば紅茶ですが・・

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前の投稿 - 次の投稿 | 親投稿 - 子投稿なし | 投稿日時 2004/12/4 22:48
只野四十郎  管理人   投稿数: 908

紅茶の話がすごいことに・・・

紅茶の歴史書いた本を実家に置いてきてしまったので、手持ちの本からわかる範囲で

>飲んでいるのはたいていコーヒーで、紅茶を飲むシーンが無い
陸軍のお話であるシャープ・シリーズにはお茶を飲むシーンが良くありますけど、これは紅茶ではなくスマウチ。スマウチとはトネリコの葉を乾燥させたもので紅茶とはおよそ縁遠いもの。当時紅茶はとても高かったので、出がらしの紅茶を乾燥させたものにスマウチを混ぜて「安物紅茶」として販売されていたそうな。
「18世紀ロンドンの私生活」他の本から18世紀の物価を見ると、紅茶が高価な飲料だったことが解ります。
 紅茶1ポンド・・・7シリング6ペンス~16シリング
 コーヒー1ポンド・・・4シリング9ペンス~6シリング
 ビール1クォート(約1.14L)・・・4ペンス
 チーズ1ポンド・・・4~6ペンス
 バター1ポンド・・・8~10ペンス
 ステーキ店での正餐・・・1シリング
 豚1匹・・・2シリング2ペンス
 蝋燭1ポンド・・・2シリング10ペンス
 ジョンソン博士の「辞書」1冊・・・10シリング
 コニャック1ガロン(約4.6L)・・・20シリング
1870年代初期まで英国の紅茶の85%は中国産。その上、東インド会社の独占に高関税、高いのも無理は無いですな。
陸軍は海軍に比べれば水はまともなので、スマウチが兵士にも飲まれていたけど、海軍はというと、とても飲みたいとは思わないアオミドロやらがわいた緑色のドロドロの水。
お値段と水からして艦上で紅茶が飲まれずに、アルコール飲料ばかりだったのはうなづけます。

>ホテル備え付けの色々なティーバッグで紅茶を入れました
私も10月のロンドン旅行でホテルの部屋の紅茶、朝食の紅茶など色々飲みましたが、赤黒いのが多かったですね。特にホテルの朝食のティーバッグ、赤黒いというよりコーヒー並みの色でした、味は普通だったけど。

>焦げたパンくず製のコーヒーもどき
スコッチ・コーヒー! ハード・タックを焦がしたものにお湯を注いで、砂糖を入れたもの。ポーツマスみやげのハード・タックで試して・・・みたくない代物です。

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