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無題

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なし 無題

msg# 1
前の投稿 - 次の投稿 | 親投稿 - 子投稿.1 .2 .3 .4 .5 | 投稿日時 2004/11/4 22:28
如水あん 

>ヴァーサですね。
ヴァーサでした。たしかあの船はガレオンから戦列艦への過渡期の船でしたか?  重心の不安定もさることながら、下層の積荷の量も関係したかな?  積荷を満載した時には意外と復元力はあるものですが、積荷によって状態が変わるために荒波の中積荷の移動なんかもやったりしました。

>ヨット程ではないでしょうが、考慮されているのではないでしょうか。
傾いた際に液体や流動的な積荷の重心が偏り、船体が戻らない事があります。あとヴァーサの受けた突風ですが、ある時私が追風と受けて島影を走っていた際に、島と島の狭間で突然左舷から突風を受け船が動揺した事があります。それまで10メートル前後の風でしたのに瞬間的に28メートルにまで吹き上がりました。
そういえばヴァーサは高重心だったのではなかったでしょうか?
ネルソンはアルべマール号の艦長の時にマストが長すぎるといって英国に帰還した際にマストを短くしましたね。
高重心の船で島影からの横風で積荷が傾いて、復元できずに転倒したのかもしれません。

昨日大分に行ってきたんですが、商店街に大きな4本マストのガレオンの模型がありました。大分はポルトガル交易で関係があるからと言うことですが、ガレオン来たのかな???
大友氏と毛利氏の戦で毛利水軍100隻余に対し、ポルトガルのナオ級帆船3隻が戦いを挑んで勝ってますけど・・・。果たしてガレオンは?

投票数:1 平均点:10.00

なし ヴァーサ号

msg# 1.1
前の投稿 - 次の投稿 | 親投稿 - 子投稿なし | 投稿日時 2004/11/5 17:12
鐵太郎@インターネットカフェ 

 はじめまして、如水あんさん。

 何年前だったか、スウェーデン大使館でヴァーサ号の資料の展示をしたことがあります。情報をいただいたのは、S戦隊司令官だったかな?(記憶があいまいです。(しくしく))
 そのとき、ちょうど出張で都内に出る機会があり、時間を見つけて見に行ったことがあります。まあ、本物の大使館の中の数室でしたから、それほど大々的な展示ではありませんでしたが、3メートル角ぐらいのヴァーサ号の沈没の現場のパノラマや、引き上げられたフォアスルや、原寸大の模型の大砲など、かなりの数の面白い資料がありました。

 そのとき手に入れた資料は手元にないので記憶ですが、ヴァーサ号の沈没は事故ではないようです。というより、人為的な事故といったらいいのか。つまり、設計不良ですね。(心にぐさっと突き刺さるこの言葉!(苦笑))
 建造を命じたのが、かの有名なグスタフ・アドルフ国王ですね。
 この王様のむちゃくちゃな命令に従って、船の設計に関しての素人が、金に飽かせて作ったフネがこれだそうです。
 おかげで、常識では考えられないトップヘビーの、見た目だけ格好のいいフネが進水し、そのまま突風にあおられてひっくり返ったとのことですね。
 つまり、不慮の事故でも操作ミスでもない、純粋な設計不良。(なぜか、胃が痛くなるこの言葉(ずきずき))

 何百年の後にバルト海から引き上げられて、いまはスウェーデンの誇る文化遺産なのだそうですが... 

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前の投稿 - 次の投稿 | 親投稿 - 子投稿なし | 投稿日時 2004/11/6 16:59
鐵太郎(てつたろ) 

 バラストをまともに積んでいなかったらしいことも事実なので、設計不良だけでは片づかないのかも知れませんね。

 これが、積まないでかまわないという甘い判断によるものなのか、積む余裕(スペースor時間)がなかったためなのか、諸説あるようです。憶測が多いので、スウェーデンの公式見解を調べるのが無難かな?

 いずれにしても、この事件は非常に興味深いのですが、ティピカリなものではなくパティキュラなものであると考えないと、「(この時代の)帆船は横風に弱く転覆しやすい」などという結論になりかねないので注意が必要ですね。

 とはいえ、設計不良、検証不備、製造不良、操作ミス... 仕事柄、いやな言葉です。(T_T)

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前の投稿 - 次の投稿 | 親投稿 - 子投稿なし | 投稿日時 2004/11/6 21:13
軍曹 

ヴァーサ号については、ほかにも建造を請け負ったオランダの業者に問題があった、という話もありますね。
経営陣と現場の技術者の意思の疎通が不十分な会社で、社長が王様の前で色々と安請合いをしてしまい、あとで技師長が抗議しても後の祭り…それが積み重なって、ついにはどうにもならなくなったとか。

帆船模型の展示会でも、ヴァーサはよく見かけますが、やはりほかのフネと見比べてみると、不自然に細長いというか、頼りないというか、そんな印象を受けますね。

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なし Re: 無題

msg# 1.4
前の投稿 - 次の投稿 | 親投稿 - 子投稿なし | 投稿日時 2004/11/7 10:59
如水あん 

ヴァーサの存在を知ったのは10年ほど前、帆船模型の本を父親が持っていたんですが、それに載ってたんですよ。
父親もサンタマリアの木製模型を作ったりしてて興味があったんでしょうね。   艦載砲はあんまり多くなかったように記憶していますが巨艦だなってイメージもあり、「沈まなければグスタフも海に覇を唱えていたのかな?」と思ったんですよ。まあその頃はシップとガレオンの区別もつかない子供でしたが。
今年実家に帰った際にその本を読んだら高橋泰邦さんのコラムが掲載されてました。これってザ・ロープの本だったのかな?
ヴァーサは私にとっては模型と縁のある船だなぁ

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なし Re: 無題

msg# 1.5
前の投稿 - 次の投稿 | 親投稿 - 子投稿なし | 投稿日時 2004/11/7 11:55
如水あん 

そういえばブドウ弾を初めて実戦投入したのってグスタフでしたよね。青銅砲の企画化もしてますし。 ヴァーサは青銅砲搭載艦ですか?  砲数も少なくて石弾を使っていたなら後世の戦列艦より荷が軽かったという事でしょうか?

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