ロンドン便り Day1
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ロンドン便り Day1
msg# 1本日は最初の目的地グリニッジに行ってきました。
セントラルラインからバンクでDLRに乗り換えカティサーク駅へ、駅を出て左に曲がるとそこにはカティサークのマストが見えます。ついに来たぞということで、思わず涙してしまいました。
が、しかし、まずはNational Maritime Museum(NMM)へ突撃です。
NMMは入館料は無料なのですが、入場券をくれます。一番に入ったのはもちろん「ネルソン・ギャラリー」、ここにはネルソン提督にまつわる数々の品々、絵画、帆船模型が展示されています。一番奥にはネルソン提督のトラファルガー・コートが展示されています。このトラファルガー・コートの前に立った瞬間、感激のあまりもう涙ボロボロ(鑑賞者が私一人で良かった)、だって目の前にあるのはネルソン提督がトラファルガー海戦で、撃たれたときに着ていた制服そのもの、脇には手当てのため切り裂かれたブリーチ、血痕の残るストッキングもあるのです。
ネルソン・ギャラリーには他にも色々有りかれこれ1時間程いました。続けて見たのは帆船模型、海軍本部が木造帆走軍艦を建造する前に作らせた帆船模型の数々です。いやもうこれも素晴らしすぎて、何も言えません。
グリニッジ天文台では、お決まりの経度0度を跨いで、中に入るとハリソンのクロノメータがH1~H4まで展示されています。デーヴァ・ソベル著「経度へ挑戦」に描かれたハリソンのクロノメータ製作にかけた執念が思い出されます。H1~H3は今でも動いていますが、この動きはずっと見ていてもあきません。H4はあまりにも貴重な故、これ以上の消耗を防ぐため動作していません。
Queen's Houseでは、NMMが所有する数々の海洋画、肖像画が展示されています。ケッペル提督、ドミニク・セレスの海洋画、サミュエル・ピープス、英蘭戦争の提督達等など、いくら時間があってもたりません。
NMMの次はカティ・サークへ、乗船すると船内ではボランティアによるシー・シャンティが歌われていました、おなじみのスパニッシュ・レディほか色々、思わず一緒に歌いそうになりましたが、それはさすがにやめておきました。
カティ・サークは錆による鉄骨フレームの老化が進んでおり、朽ち果てる可能性すら心配されていますが、明治丸ほどではないにしろかなりあちこちが傷んでいます。
それぞれのSHOPでは色々買い込みましたが、NMMにはPusser's Rumが置いてありまして、当然買い込んだのは言うまでもありません。
ロンドン滞在中にもう一度訪問する予定ですが、NMMもカティ・サークも至福のひと時でした、このままずっ~とロンドンにいたい。
Re: ロンドン便り Day1
msg# 1.1無事ご到着おめでとうございます。
ネルソン提督(もちろんコートですが)にお会いになったときの感動、ひしひしと伝わってきました。
私自身2度もロンドンに行きながら、たずねなかったことをホントに悔しく思います。
>このままずっ~とロンドンにいたい。
ほんとにそう思わせる街ですよね。
次の熱~いレポ、すごく楽しみです。
只野様、そちらは東京の冬並の寒さではないでしょうか。
風邪など召されませんように。
感動の熱さで風邪が逃げていきますか・・・。
Re: ロンドン便り Day1
msg# 1.2ロンドン便り、ありがとうございます。
只野様の楽しい様子が伝わって来ます。報告会楽しみです♪
そうそう、そちらの今日、エリクソン様と会われるのですね。
どのような方か、レポートお願いします。日本でお会い
する時の心の準備として(おい、お見合いじゃないぜ~笑)。
当方、風邪気味です。どうぞお気を付けて。
悪魔のささやき
msg# 1.3まずはご無事のご到着おめでとうございます!
>このままずっ~とロンドンにいたい。
そうそう。ジョンソン博士(英国で最初の辞書を作った大先輩)も「ロンドンに飽きるということは人生に飽きるということだ」という台詞を残しておられます。行きたいなぁ、タメイキ。
で、そのロンドンからちょこっと西へ、ウィンザー城にはネルソンの命を奪ったマスケット銃弾があります。これも感慨深い展示物ですよ(あと、摂政宮殿下の軽騎兵第10連隊大佐軍服も)。本物のノージー閣下の有名な肖像画もありましたっけ。それにもちろん、衛兵の交代! ウィンザー城でもやってますからね。
>船内ではボランティアによるシー・シャンティ
おや、私は2度もいっていますが、そんな幸運に恵まれたことがありません。幸先が良いですね。
祈 武運長久!