エスメラルダを見学し終えて写真を撮っていたところ、港内を「海星」が帆走していました。
ちょっと見難いですが、中央の青い船体が「海星」です。

舷門脇では３本のオールに下げられた時鍾が来艦者を迎えます。が、別に鳴らされるわけではありません。
画面中央に帆布で覆われた小屋が見えますが、中には玉葱とじゃが芋が大量に積み込まれていました

艦尾甲板の操舵輪と船鍾です。クァウテモックもそうですが、荒天中に帆走する際、乗組員が波にさらわれるのを防ぐフードがありません。

艦尾にランタンがあります。夜間航海中に点灯されることはあるのでしょうか。

エスメラルダは左右両舷に２門づつの大砲を搭載しています。礼砲用ですね。
ちなみに東京入港時の海上自衛隊との礼砲交換は観音崎とか。

中部甲板メイン・マストの建造プレート。スペインのカディスで建造されています。

ブリッジ右舷張出上の羅針盤です。

遠くから見るとセイルがついていないように見えますが、フォア・マストを下から眺めてみますと、セイルがきっちりと畳まれています。

後景のクレーンが邪魔ですが、こうして見るとやっぱりきれいな船です。４本のマスト頂に国旗を掲げています。またジガー・マストにはペナントが掲げられています

船首像はコンドルです。