英国Ordnance Survey発行「The Trafalgar Way」に、記載されている「Nelson's Last Walk Protsmouth」を参考にして、Google社Google Earthの衛星写真に、ネルソンの最後の歩みをトレース、及び主要な場所をマッピングしたものです。

黄色の線が、ネルソンの最後の歩みをトレースしたものです。

丸数字は撮影ポイントです。

黒い斜線は稜堡・塁壁、青い斜線は水濠のあった場所です。「Portsmouth-20051019-321」に観るように、ネルソンの時代にはオールド･ポーツマスは要塞都市化されていました。

主要な場所
　Ａ・・・ジョージ亭
　Ｂ・・・コテージ
　Ｃ・・・塁壁のトンネル
　Ｄ・・・稜堡
　Ｅ・・・水濠に架けられた橋
　Ｆ・・・突角面堡
　Ｇ・・・ポーツマス聖堂
　Ｈ・・・王国要塞守備隊教会

この衛星写真は、Google社の使用許諾規定に基づき使用しています。

撮影ポイント①
ネルソンが最後に泊まったジョージ亭のあった場所。1941年ドイツ空軍の空襲により消失。
ネルソンはこの宿で1805年9月14日、英国での最後の朝食をとったあと、ＨＭＳヴィクトリーに乗艦するため最後の歩みにでた。
ジョージ亭は、提督・艦長クラスの泊まる宿であった、ホーンブロワー、ラミジなどに登場するので、登場するページを見つけるのも一興。

撮影ポイント①
歩道上のジョージ亭跡を示すプレート。

撮影ポイント①
ネルソンがこの場所にあったアーチを抜けてＨＭＳヴィクトリーに乗艦したことを示すプレート。

撮影ポイント②
ネルソンは、ジョージ亭の玄関前が人々で埋まり騒がしく出れなかったで、裏口からペニー･ストリートに出て、グリーン・ロウ（現ペンブローク・ロード）に出たところで左に曲がり、塁壁に突き当たる所まで歩いた。

Ｃ、Ｄの場所に向けて撮影。

撮影ポイント③
ネルソンがグリーン・ロウ（現ペンブローク・ロード）歩いた当時、このコテージ（Ｂ）の先は、要塞の塁壁だった。

撮影ポイント④
コテージ（Ｂ）を塁壁のあった場所から撮影。
ネルソンは、グリーン・ロウ（現ペンブローク・ロード）からコテージ（Ｂ）と塁壁の間の狭い道へ右折して、塁壁に沿って歩いていった。

撮影ポイント⑤
コテージ（Ｂ）と塁壁の間の狭い道、左手の石積みは塁壁の跡かもしれない。

撮影ポイント③
稜堡（Ｄ）から伸びる塁壁とトンネル（Ｃ）を撮影。

撮影ポイント⑥
ネルソンは塁壁に沿って歩いた後、稜堡（Ｄ）の内側（当時火薬庫があった）に沿って歩き、左折してこの狭いトンネルをくぐった。