英国の地図を作成・管理する英国陸地測量部です。日本で言えば国土地理院に相当します。
しかし、その歴史と由来は1747年国王ジョージ二世の命によりスコットランドの叛乱に対応するため、軍事上必要となる地図を作成したことに始まります。
地図の作成は軍事上の重要な要点ですので、大砲・兵器を管理統括するThe Board of Ordnanceの一組織でした。1801年にはナポレオンの英国侵攻に対応するため、ケント州の測量をはじめ63,360分の1(1インチが1マイル)の詳細な地図を作成、以後英国全土の詳細な地図を作成し続けています。
英国旅行で欠かせないOrdnance Survey発行の地図はこうして生まれました。