Captain's Log
2006/04/08 土曜日
カテゴリー: その他 | (閲覧 :864) |

「帆船」が好きな人は多分同じことを経験した人も多いのではないのかと思いますが、初めての人に、「趣味は何ですか?」と聞かれて
    私 :「はんせんしょうせつがすきで、はんせんをみにいったりしています」
    相手:「はんせんですかぁ?」と怪訝な顔
単純に同音異義語だからと思っていたのですが、

 先日、なるほどなあとうなずくことを、外国人向け日本語教育をしている友人から聞きました。
 「日本語の会話は、話す側が先ず頭の中で漢字と仮名で考えて音として話し、聞いた側は音を聞いて頭の中で漢字と仮名に変換して理解している。こんな言語、世界でも特異。漢字の先生の中国では同じ漢字を使っているけど、日本語では同音異義・同じ発音の漢字も、中国では漢字が異なれば同じような音でも発音が全て違う。だから中国人は中国語会話の中で漢字を思い浮かべていない。もちろんアルファベットと数字だけの西洋の言語も、同音異義語であっても会話の中でアルファベットに変換しているわけでない。」

だから上のは
    私 :「帆船小説が好きで、帆船を見にいったりしています」
    相手: 頭の中「反戦小説が好きで、反戦を見にいったりしています」変換
   「反戦ですかぁ?」と怪訝な顔
ということが多いのですね。

 日本に育った日本人は小さいころからこの環境で育っているので無意識に行っている、がしかし、日本語会話を初めて学ぶ殆どの外国人には理解できない。だから、そのことを初めにきちんと教えないと先に進まないそうです。
これ、逆に日本人が外国語会話を学ぶことについていえるなあ。だって最初のころ頭の中でアルファベットの組み立てと翻訳をして話してましたものね。あと、日本語は母音、子音ともにいたってシンプル、しかし比較的シンプルな英語でも訓練しないと発音できない母音、子音がある、中国語はもうとんでもない数。これも日本人が外国語アレルギーのひとつかな。
 私の場合、旅行英会話なら、頭の中でアルファベットにも日本語にも翻訳しないで英会話ができるようになりました。もっとも実にいい加減な文法と発音ですけどね、何とかなっています。これ以前同僚だったアメリカ人に言わせると「お前は英会話ができる」だそうです。まあ彼は「おはようございます」「こんにちは」「ありがとう」レベルが言えるだけで「俺は日本語が話せる」と言い切る人種ですからねえ(^^ゞ

 ボルボ・オーシャン・レースは先日4/2にレグ5リオ・デ・ジャネイロ~アナポリスがスタートしました。ポイント・ゲートであるフェンデス・デ・オロニャ島をABN AMRO ONEが一歩リードして通過しましたが、トップから最後尾のABN AMRO TWOまで73海里の差と団子状態のレースとなっています。
 昨年の英国旅行おりポーツマス・ヒストリック・ドックヤードで2年間有効のシーズン・チケット・メンバー(今年から新規は1年間有効に変更)になったので、ポーツマス・ヒストリック・ドックヤードから郵送でニュースレターが届きます。それには今年前半のイベント予定がのっていますが、5月6月のボルボ・オーシャン・レースのレグ7ゴールとインショア・レース、レグ8スタートがポーツマス・ハーバーなのでそれに併せてイベントが色々予定されています。
 ポーツマスのインショア・レースの詳細を確認していませんがワイト島一周レースなら良いですね。6月のポーツマス、陽気も良さそうですし、場所もアメリカズ・カップの前身ワイト島一周レースの舞台が目の前と最高の環境です。くぅ~、行きたいなあ。

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