Captain's Log
2006/04/26 水曜日
カテゴリー: その他 | (閲覧 :1108) |

ヒストリー・チャンネルで放送された「18世紀イギリスの造船技師」を今見終わりました。日本語の翻訳は所々変ですが、イヤー見ごたえのあるドキュメンタリーでした。

解説者として登場したのが、ピーター・グッドウィンとブライアン・ラブリーの両氏、もちろんネルソンの時代の木造帆走軍艦のオーソリティであります。
NMMの木造帆走軍艦模型でも解説、ポーツマスのHMSヴィクトリー艦内での解説もそれぞれGood。
当時の軍艦建造を説明するため、オークの森も映りましたし、オークの木で実際に外板を張る過程も映してくれました。ケルンで蒸して船体に沿わせて曲げ固定する様子がよく解りました。それとコーキングの様子、手斧を使った材木の加工も実に参考になります。ただチャタムのモールド・ロフトでの説明は、日本語では何をした場所なのか予備知識がないとぜんぜん解らないくらい変でしたけど。英語の方が解りやすいのは何故(笑)
所々にはジェフ・ハントの海洋画が映り、しかもアップで映うので実に細かいところまで描き込まれているのがよく解りました。そうそう最後にはご本人も登場しました。

前回ヒストリー・チャンネルで放送された「HMSヴィクトリー」のドキュメンタリーは、TV映画「ホーンブロワー」からの映像が多く使用されていましたが、今回は無し。
ホーンブロワー3に登場したブリッグ(船名を忘れました(^^;;)が映った程度です。

木造帆走軍艦に興味ある人には是非見て欲しい作品ですが、ヒストリー・チャンネルという限られた放送媒体なのが残念です。

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