Captain's Log
2006/05/01 月曜日
カテゴリー: その他, 帆船模型展 | (閲覧 :1687) |

4/29、4/30両日、GW恒例の日本丸総展帆と横浜帆船模型同好会の「世界の帆船模型展」に行ってきました。
4/29の日本丸はあいにくの曇り空でしたが、午前中の展帆は何とか雨が降らずに済みました。

77風が弱かったので珍しくドックの海水が鏡のようで、総帆を張った日本丸が美しく映っていました。これで晴天ならいうこと無かったのですが、雨が降らないだけまし。展帆後、昼食中に降り出し畳帆は予定を繰り上げて行われました。
写真は展帆を終わってボランティアのご挨拶。

 

 

 

 

 

 

 

 

その後は、横浜帆船模型同好会の「世界の帆船模型展」へ、今年も粒ぞろいの作品の数々です。例年よりペーパークラフトが少し多かったでしょうか。実は今年ひそかなお目当てが、横浜帆船模型同好会のHPで紹介されている3DCGによる帆船作り。帆船模型は無理でも、PC上になら作れるかもと思い3DCGソフトは衝動買い済み、あとは作り方。何か展示はないかなと思っていたのです。
なんとHPよりパワーアップした3DCGモデルを展示されていました。それは構造模型用に全てのフレームを3DCGで書き起こし図面化すると言うもの。製作者飯沢清雄氏自ら丁寧に解説・教示していただきました。どうもありがとうございました。

コンウェイのアナトミー・シリーズ他図面はある、後はトライ・アンド・エラーで挑戦です。

78今年一番のお気に入り、山本信樹氏作「プライド・オブ・ボルチモア」。19世紀前半のいわゆるボルティモア・クリッパーです。クローズホールドで疾走する感じが良く出ていますね。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

翌日は、横浜開港資料館へ、ベアトが撮影した幕末の日本の写真展が開催されています。
時間をかけて見て廻りましたが、そこには失われた日本の姿がありました。写真集を買ってきて母親に見せたところ、映っている町人は昭和初期の風景と重なるそうです。私自身は記憶に残る生まれた田舎の昭和30年代の風景を思い出しました。
二度とよみがえらない失われた日本の風景、7月30日まで開催されていますので是非一度訪問してみてください。
[url=http://www.kaikou.city.yokohama.jp/index.htm]「横浜開港資料館」[/url]
もちろん、ペルー来航から開国、横浜開港の歴史も展示されています。ペルーのポーハタン号、サスケハナ号、勝海舟ら日本人が初めて太平洋を渡った咸臨丸の精巧な模型も展示されています。

GW中は、5/5に日本丸総帆展帆が予定されていますし、横浜帆船模型同好会の「世界の帆船模型展」は5/7まで開催されています。帆船を楽しんできてはいかがでしょうか。

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