今月号のミステリマガジン(早川書房刊)で「出版せよ!英国帆船小説」特集が組まれています。
キッド・シリーズの翻訳者大森洋子さんの英国紀行文、ジュリアン・ストックウィンの特別寄稿、短編帆船小説が2編(1編はミステリじたて、もう1編はトラファルガル海戦の小エピソード)、ほかには邦訳された帆船小説シリーズの案内、帆船用語の基礎知識などが掲載されています。
こうしてミステリマガジンで特集が組まれるということは風向きが変わったということでしょうか? キッド・シリーズの7巻が2009年春に刊行されることも書かれていました。
ところで、大森洋子さんの英国紀行文に「2004年に(ポーツマスを)訪れたとき、わたしは一人の日本人男性に声をかけられた。イギリスの港町で日本人に会うのは珍しい。彼は帆船もののファンで、十年来の夢がかなってやってきたという。」という一節があります。
これ私のことなんです。2004年10月21日トラファルガー・ディのHMSヴィクトリー見学で観光には季節はずれのシーズンで日本人を見かけたので声をかけたら大森洋子さんだったというわけ。
そのときのレポートはこちら
この情報はTさんからいただきました。ありがとうございました。
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