Captain's Log
2005/10/20 木曜日

本日からポーツマスです。
ポーツマス入りしたとたん、空模様が変わってきました。
雨が降ったかと思えば、日がさしたり、曇ったりめまぐるしく天気が変わります。
風が強く、前日までのロンドンとは変わって寒い日となりました。
今回のポーツマスで先ず最初にしたことは「ネルソンの最後の歩み」をたどることです。

28ここがネルソンが最後に泊まった宿の場所。

 

 

 

 

 

 

 

 
34この小道を抜け

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 
35オールド・ポーツマスの防壁のトンネルを抜けた

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 
30ここがネルソン提督はトラファルガー海戦に向け、セント・ヘレン(ワイト島沖)に錨泊するHMSヴィクトリーに乗艦するため提督用バージに乗った場所です。

 

 

 

 

 

 

「ネルソンの最後の歩み」をたどった後は、オールド・ポーツマスを歩いてきました。

31オールド・ポーツマスは海岸沿いに防壁が築かれていてその上を歩いていけます。
そして、その城壁に「サリー・ポート(出撃門)」があり、ここを通って多くの海軍士官、水兵、船乗りがスピッド・ヘッドやセント・ヘレンに錨泊する艦に乗艦するためボートに乗った場所です。ボライソー・シリーズの1巻で士官候補生のボライソーとダンサーが、HMSゴルゴンに乗艦するため集合した場所。昨年は見損ねたので、やっと念願がかないました。

 

 

 

さて、いよいよポーツマス・ヒストリック・ドックヤードへ。
今回は4日間も通うため、2年間有効のシーズン・チケットを買ってしまいました。HMSヴィクトリーが背景の顔写真入パスカードを作ってくれます。
ついでにインフォメーションのお姉さんに21日の821名の申し込みを聞いたら数時間で一杯になったそうです。

そういえば昨年も同じ10月19日に来たのですが、昨年とはうって変わって平日にもかかわらず訪れている人が多い! やはり今年は特別な年と実感しました。

321年ぶりのHMSヴィクトリー

 

 

 

 

 

 

 

3321日に向けてすでに会場設定が進んでいます。

 

 

 

 

 

 

 

早速HMSヴィクトリーに乗艦、今年はガイドツアー無し、ガイドマップに沿って自由に艦内を歩けます。しかも艦内写真撮影OK(ただし、ネルソン提督のグレート・キャビンとネルソン提督が死去したコックピットだけNG)、これはもう写しまくるしかない、このときほどデジタル一眼カメラに6GBのCFカードがありがたいことはありません。あっという間に300枚ほど撮影してしまいました(^_^;)
また今回は重たい思いをして12-24ミリという広角レンズも持ってきたのですが正解、2日目のカティ・サークの写真もそうですが限られた距離から巨大なHMSヴィクトリー全体を納めることができました。

HMSヴィクトリーのトラファルガー・セイルも公開されています。
保存のためか照明が暗く全体がはっきり見えませんが、海戦時に敵艦の砲弾によって開いた跡が残ったフォア・トップ・セイルです。スクリーンでは映像が流されているのですが、ありゃ見た映像だなと思ったら映画「マスター・アンド・コマンダー」を編集したものでした。

明日から土曜日までポーツマス・ヒストリック・ドックヤードを中心にポーツマスを歩き回ります。

 

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