Captain's Log
2005/10/23 日曜日

トラファルガー海戦当日ではありませんが、トラファルガー・ウィーク・エンドとして一般ビジターにとっては、この土日が記念日として開放された日です。

10:00開門に合わせてポーツマス・ヒストリック・ドック・ヤードのゲートはすでに凄い人出、しかもHMSヴィクトリーのマストには「England Expects」の信号旗が掲揚されたまま(感涙)

早速、HMSヴィクトリー前まで突撃、写真撮影をしました。
49「England Expects」の信号旗が掲揚されたHMSヴィクトリー

 

 

 

 

 

 

HMSヴィクトリーの乗艦はすでに長い待ち行列、その行列に並び乗艦、今日も艦内は写真撮影OK(ただし、グレート・キャビンとネルソン提督の亡くなったコックピットは禁止)となれば、とにかく艦尾甲板のネルソンが撃たれた場所のプレートに捧げられたオークの葉環へと思ったら、ネルソン提督のグレート・キャビンが凄い人で前へ進めない、20日に書き忘れましたが艦内は順路が決まっていて一方通行なんです。19日20日ガラガラだったので、今日は列に並ぶしかない。
こちらはすでに19日20日見たいところは見終わっているので、艦内を見て立ち止まっている人の横を抜け、何とか艦尾甲板に到着。ネルソンが撃たれた場所のプレートに捧げられたオークの葉環もそのまま、もちろん黙祷して写真をとりました。

オークの葉環のプレート写真は、帰国後イベントアルバムでお見せします。
48記念プレート上の、オークの葉珠でご勘弁を

 

 

 

 

 

 

 

47ネルソン提督のグレート・キャビンが撮影禁止ですが、ハーディ艦長のキャビンは写真撮影OK、ということでハーディ艦長のキャビンです。

 

 

 

 

 

 

 

その後、再び艦内を見て立ち止まっている人の横を抜け、ネルソン提督の亡くなったコックピットへ、ここにも昨年同様オークの葉環が捧げられていました。ここでも黙祷。
写真撮影禁止が恨めしい。

20日にNo.1ベイソン(船だまり)に入港していた帆船がわかりました。
51トラファルガー海戦の勝利とネルソン提督の戦死を一番に英国に急報した、HMSピックルのレプリカ船です。

 

 

 

 

 

 

 

 

トラファルガー・ウィーク・エンドは、お祭り騒ぎ、広場などには屋台、観覧車にメリー・ゴーランドまでありました。
50バグ・パイプ・バンドのHMSヴィクトリー前での演奏。

 

 

 

 

 

 

 

 

52このような当時のファンションをしたリエナクターがぞろぞろ、でもネルソン提督時代の海軍は、この人のような下士官以下だけ。提督、艦長級はいない。
この人はHMSテメレアのボースンだそうです。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

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マスト・ポンドでは、ラジコン帆船で、トラファルガー海戦を再現中。
これが結構精巧でかつ大きいので(多分48分の1以上はあります)、大砲が空砲を発射し、音と煙、かつ撃たれた艦のマストが倒れるなど結構リアル。

そうこうするうちに日本からのお仲間が到着、まあそれぞれ見たいところを見て、お土産を買って集合地点で話していたら、「日本の方ですか」と声をかけられました。19日から4日間いるのですが、ポーツマス・ヒストリック・ドック・ヤード来ているとわかっているお仲間以外は初めての日本人。
なんと九州から、我々同様トラファルガー・ディのために来たとのこと、昨日21日はやはり折角来たのにさびしい思いをされたようです。この方は、帆船模型を制作されているかたで「ザ・ロープ九州」の方でした。我々も「ザ・ロープ」関係でしたら知っている人はいますのでお名前を出したところ共通のお知り合いがいました。うーん、日本から遠い英国の一地方で共通の知り合いを持つ日本のビジターに出会うとは思いませんでした。

トラファルガー・ウィーク・エンドということで夜遅くまで開いているのかと思えば、なんと、15:30くらいから博物館が閉館、17時ごろまで売店は空いていたのでお土産など買い物をしていると、正装をした人たちがどんどん入って行きます。
昨日21日に続き色々関係者のディナーなどイベントがあるようです。

その後、ポーツマス・ハーバー駅のすぐ横にできたショッピング・モールのレストランで日本から来たお仲間と食事をしておしゃべりをして解散となりました。

明日は、お昼にトラファルガー広場で行われる王国海軍とネイヴァル・カデットの式典を目当てに午前中にロンドンに移動します。

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