ジェーン・オースティン原作「説き伏せられて」の映像化作品は複数ありますが、一番おすすめのBBC制作アマンダ・ルート、キアラン・ハインズ主演の「待ち焦がれて(最初の邦題)」が「ジェイン・オースティンの説得」というタイトルでやっと日本語版DVDが出ました。
1814年の英国の田舎を舞台にしたラブ・ロマンスですが、BBCの時代考証が凄くて、英国海軍士官の軍服がちゃんと1812年規定、それも正装と略装を着分けているという芸の細かさ、大佐の肩章にはきちんと絡み錨付き、大佐の制服に提督のボタンがついているのは考証ミスですが、それ以外は素晴らしい。物語はジェーン・オースティンなので面白さは折り紙つき、一見の価値ありです。
ハーヴィル艦長が男の愛をミス・アン・エリオットに語るシーンが好きです
映画「マスター・アンド・コマンダー」に軍医助手で出演していたリチャード・マカビーがベンウィック艦長役で登場しています
TV映画「ホーンブロワー」エピソード4でエドリントン少佐を演じたサミュエル・ウェストが、ミスター・エリオット役で登場しています
IMDb: Persuasion(1995)
Wikipedia:Persuasionによるとラスト・シーンの戦列艦の艦尾甲板シーンはHMSヴィクトリーで撮影されたとのことです。どうりでよく出来ていたわけだ。
2022年7月6日 08時55分35秒
2022年7月5日 13時11分30秒
2018年4月28日 02時13分09秒
2016年2月19日 11時36分16秒
2016年2月19日 02時40分15秒
2015年10月10日 05時24分33秒
2015年7月20日 03時30分30秒
2015年7月20日 03時13分11秒
2015年5月30日 06時44分58秒
2015年5月30日 05時42分52秒